おすすめ度 ☆☆
劇場未公開
ポーランド映画。
チェルノブイリをかたったSFっぽい映画。
危険区域「ゾーン」で行方不明になった兄を探しに来た主人公のサバイバル! 『マッドマックス』を彷彿とさせる世界観と白熱のバトルシーン。
ただし、意味不明の展開に唖然。
事故跡地には強力なエネルギーを発生させる“ゾーン”が出現し、危険区域となっていた。
政府管轄の「ゾーン」内で密かに続く、特別な力を持つ「エネルギーボール」をめぐる抗争。欲望渦巻く“地球上で最も危険な場所"で勃発する、正義と悪の激しすぎるラストバトル!
題名に騙されないで。
おすすめ度 ☆☆☆★
中国映画・恋愛映画好き ☆☆☆☆
Netflixオリジナル作品
都会で夢を追いかけていた頃、電車の中で出会った若い2人。その後、恋と別れを経験し別々の道を歩いていた彼らが、初めての出会いから10年後、偶然再会する。
欲望、挫折、貧乏、青春は切ない。
この映画のような、別れと再会。ちょっと今の日本では考えにくい。
中国の都会生活の良さと悪さ。
対比される田舎まち。
挫折を繰り返す二人は、引っ付いたり離れたり。
お互い結婚しても、どこか引き合う。
恋愛映画の王道のような貴重な作品。
おすすめ度 ☆☆☆
韓国映画好き ☆☆☆★
劇場未公開 WOWOWで公開
ソル・ギョング（『悪の偶像』『殺人者の記憶法』）×チョ・ジヌン（『毒戦 BELIEVER』『工作』）！ 韓国映画界が誇る名優が競演！！
余命わずかな車椅子の法律家とチンピラの友情を描いたバディムービー。
対立組織のチンピラを暴行して逮捕されたヨンギは、裁判で社会奉仕活動を命じられ、右手以外の四肢が麻痺した男性ジャンスの介助をすることに。
法律事務所の代表を務めるジャンスは厳格で気難しく、無神経でいい加減なヨンギと反発しあってばかりいた。
そんなある日、余命2カ月と宣告されたジャンスはヨンギにある提案をする。それは、ジャンスのやりたいことに協力すればヨンギを死亡保険金の受取人にするというものだった。
フランス映画と同じく１０の願いを聞く。
まず。野球観戦とプールから。
社長の脅し。恐怖のスクラッチくじ。フェラーリでの腹上死、ヨットで世界を駆け巡る、色んな要素がここぞとばかりに盛り込んである。
「最強のふたり」とはまた違った味わいがある。
おすすめ度 ☆☆☆
2014年製作 Netflixで鑑賞
原作は「海獣の子供」「魔女」などで知られる漫画家・五十嵐大介。
橋本愛主演。
東北の小さな村を舞台に、旬の食材をいかした食事と自給自足の生活を通じて自分と向き合う若い女の子の姿を描いた作品。
春、夏、秋、冬の各一時間の作品。
今回は、先に発表された「夏、秋編」を鑑賞
まさに自給自足。
きびしい農村生活を淡々を描き、一方で、収穫物を使った料理（それも素朴）を紹介。
淡々と描かれるその姿勢に脱帽。
韓国版もあるらしい。
おすすめ度 ☆☆☆
モロッコ映画
劇場未公開
息子がISに入隊したといって悩む母親。場所はベルギー。
平凡な家庭だが、夫婦仲はよくない。
戦争ゲームで遊ぶ息子。
誘われて、親に内緒でシリアへ。
母親は、単身シリアへ。
記者証を金で買って、潜入。
しかし過酷な現実。
死体の流れる川を泳ぎ渡ったり、カーチェイスがあったりとアクション映画風。
母親は、武器は持たないが、息子は銃で参戦。
まこと幸運の末に二人は合うのだが。
Isを内側から描いて新鮮。
虐殺シーンもあちこちに。
スリルは、満点だが運が良すぎる。
それにしても、女（母）は強い。
ブラヒム・シュクリ監督はモロッコ出身。ベルギーで映画を学ぶ。
おすすめ度 ☆☆☆
ポン・ジュノ好き ☆☆☆★
Netflixオリジナル映画 韓国・アメリカ合作
「グエムル 漢江の怪物」のポン・ジュノ監督作品。
オクジャは、アメリカのバイオ企業が遺伝子操作によって誕生させた新種の豚：オクジャ(カバと犬と豚をミックスしたような奇妙な姿形)
コンテストで、各国で養殖されてきたが、韓国の山奥で少女に育てられたオクジャが群を抜いてよい生育に。
そこで企業は、このオクジャで一儲けしようとアメリカに連れていく。
少女は、オクジャを追って、ニューヨークへ。
動物愛護団体も協力してオクジャ奪回作戦。
オクジャの造形が、何とも愛嬌があり、前半少女といい仲。
食の問題と絡めて文明批判。
いささか、グロなところもあり、賛否両論。
