ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「おとなの事情 スマホをのぞいたら」、世界18カ国でリメイクされたイタリアのコメディ映画の日本版。

2021-07-14 17:03:52 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆

イタリア映画が評判だったし、韓国映画も面白かった。

とうとう、日本版ができた。

ただ、7人の男女がスマホを公開するアイデアはいいが、

テーマが、浮気やゲイの問題で、日本には不向き。

おかげで、ラストはしっくりしない終わり方。

ある出来事をきっかけに結びつき、年に1度集まっている3組の夫婦と1人の独身男性。今年も楽しい時間を過ごすはずだったが、1人の参加者の発言をきっかけに、それぞれのスマホに届く全てのメールと電話を全員に公開するゲームをすることに。後ろめたいことは何もないと言いながらも、実は全員が絶対に知られたくない秘密を抱えており、自分のスマホが鳴らないことを祈っていた。スマホに着信があるたびにパーティは修羅場と化し、事態は予測不能な方向へと転がっていく。

無理やり、スマホを交換するが、これってラインだったらばれてしまうよ。

配役は、それぞれの人物にあてて採用したせいか、はまり役で、この面では成功。

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「VS狂犬」、車いすの少女が狂犬病にかかった犬に追いかけられる!

2021-07-13 17:04:20 | スペイン映画

おすすめ度 ☆☆★

謎のウイルスによって凶暴化した介護犬に襲われた少女の壮絶な戦いを描いたスペイン製サバイバルホラー。

交通事故で四肢麻痺になった少女エレナは、林の中の一軒家で介護犬アトスと暮らし始める。ところがある日、アトスが謎のウイルスに感染し凶暴化してしまう。片方の腕しか動かせず自動車椅子に頼るしかないエレナは、生き残りをかけて愛犬と壮絶なバトルを繰り広げる。

「シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション2020」上映作品。

タイトルといい、ポスターといい、少女が狂犬と戦うと思うが、四肢麻痺で車いす生活の彼女がそれほどバトル力があるわけない。

むしろ家族問題とかトラウマとか、心理的な面も。

主人公の鼻ピアスが気になった。

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「はちどり」、1990年代韓国、14歳少女の悩み!

2021-07-12 16:32:56 | 韓国映画

おすすめ度 ☆☆☆★

PG12/韓国・アメリカ合作

ベルリン映画祭を始め、世界各国で50以上の賞を受賞! キム・ボラ監督 鮮烈の長編デビュー作(キネマ旬報昨年度ベスト二位)

1994 年、ソウル。家族と集合団地で暮らす14歳のウニは、学校に馴染めず、別の学校に通う親友と遊んだり、男子学生や後輩女子とデートをしたりして過ごしていた。
両親は小さな店を必死に切り盛りし、子供達の心の動きと向き合う余裕がない。ウニは、自分に無関心な大人に囲まれ、孤独な思いを抱えていた。

ある日、ウニが通う漢文塾に、不思議な雰囲気の女性教師ヨンジがやって来る。自分の話に耳を傾けてくれる彼女に、ウニは心を開いていくが……。

クライマックスは、ソンス大橋崩落事故。

淡々と少女の周りで起こることの描写の連続。

当時の韓国社会の置かれた状況を知って見ると理解が深まる。

少女を通して、韓国社会のひずみを描く。

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「トラップ・ガール 美しき獲物」、事件現場を撮影したカメラマン、追いかけ、拘束、結末は?

2021-07-11 17:00:23 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆

劇場未公開

この手の「女によるリベンジ」ものとしては、よくできている。

最後まで飽きさせない。

主演のアナベル・デクスター=ジョーンズの魅力もある。

逆さ吊されながら、脱出は見事。

だが、最後に明かされる、顔にまかれた包帯の意味がえぐい。

偶然、拷問される男の写真を撮影したのが、物事の発端。

警察に届けようとするが、警官も悪の仲間。

B級映画なんだけど。

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「約束のネバーランド」、自然の中に建てられた楽園のような孤児院「グレイス=フィールドハウス」!

2021-07-10 17:03:32 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆

テレビアニメ化もされた「週刊少年ジャンプ」連載の人気コミック「約束のネバーランド」を実写映画化。

幸せに満ち溢れた楽園のような孤児院、「グレイス=フィールドハウス」。そこで暮らす孤児たちは、母親代わりでみんなから“ママ"と呼ばれている、イザベラ(北川景子)のもと、里親に引き取られる年齢になる日を待ちわびていた。エマ(浜辺美波)、レイ(城桧吏)、ノーマン(板垣李光人)の3人も、いつか外の世界で暮らすことで、より幸せな日々がやってくると信じていた。しかし、ある日“その秘密"を知ってしまう。全てが偽りだったと気がついた3人は、孤児たち全員を引き連れた、無謀ともいえる脱獄計画をスタートさせる...。

名前とか、楽園とか、皆の髪色とか、西洋のおとぎ話ような雰囲気。

ママと呼ばれるイザベラを演じる北川景子や、イザベラの補佐役渡辺直美は、まさに外国映画風。

話は、孤児院で育てた子供たちを鬼に食用として献上するという、ファンタジー。

そして脱獄へ。

主役の子供たち、とくに浜辺美波はお美しい。

ファンタジーの域をでない。

 

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「REVENGE リベンジ 鮮血の処刑人」、最強女兵士の復讐!

2021-07-09 17:04:51 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆★

劇場未公開

女のリベンジ。アクション映画として、何か物足りない。

例えば、ヒロインをもっとセクシャルに攻めるとか。

いろいろと、起こるのだが、盛り上がらない。

夫を殺された最強女兵士の復讐を描いたバイオレンスアクション。キャンプに出掛けたベイカー夫婦は、森の奥で不審な山荘を見つける。

そこは人身売買組織のアジトで、悪党に襲われた夫は殺され、撃たれた妻・ブレナーは山奥に捨てられるが…。

生き延びた妻は、再びアジトに向かい、捕らわれた女たちを助けようとするが。

相手のボスは女。すなわち、女対女の闘い。

主演のエレンホフマンは、そこそこのいい女。

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「デンマークの息子」、移民問題をテーマに、ポリティカルミステリー!

2021-07-08 17:28:12 | ヨーロッパ映画

おすすめ度 ☆☆☆

ポリティカル映画好き ☆☆☆★

PG12/デンマーク映画

世界の映画祭で大絶賛! テロリズム、移民問題、人種差別、ナショナリズム──
現代の世界的社会問題に警鐘を鳴らす、スタイリッシュな政治サスペンス! !

近未来、2025年のコペンハーゲンが舞台。

移民排斥を訴える極右政党が支持率を上げていた。移民や難民に対するヘイトクライムが激化。(「デンマークの息子」はこの過激政党の名前)

19歳のアラブ系移民ザカリアはそれに対抗する過激派組織に入り、党首の暗殺を命じられる。

このヒットマンを育てる先輩アリ。この男は潜入捜査官で、テログループに潜入している。

架空の話だが、移民問題は切実な問題であり、過激政党の台頭もありうるという警鐘。

日本におきかえても、今後避けて通れない問題だ。

 

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「Swallow スワロウ」、異物を飲み込む女!

2021-07-07 17:32:42 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆★

R15+/アメリカ・フランス合作

ニューヨーク郊外の邸宅で、誰もがうらやむような暮らしを手に入れたハンター。

しかし、まともに話を聞いてくれない夫や、彼女を蔑ろにする義父母の存在など、彼女を取り巻く日常は孤独で息苦しいものだった。

そんな中、ハンターの妊娠が発覚し、夫と義父母は待望の第一子に歓喜の声をあげるが、ハンターの孤独はこれまで以上に深くなっていった。

そして異食が始まる。異食による快感が辛さを忘れさせてくれる。

ガラス球を手始めとして、小さな金属片や石ころなどを次々と飲み込むようになる。

そして、排泄された便の中から、これらを取り出し、コレクションしている。

エスカレートして、夫や義父母から、隔離されてしまう。

ハンターは、レイプて出来た子だった。

その父に会いに行き、自分を見つめなおす。

薬で堕胎する。

そのトイレを使う人たちを写して映画は終わる。

異物食というショッキングなテーマであるが、もっと深い意味を描いている。

ヘイリー・ベネット主演。

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「ハード・キル」、ブルースウイルスのアクション映画!

2021-07-06 17:11:13 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆

最近のブルーズウイルス映画は、外れが多い。

本作も、ご多分に漏れず。

98分の短尺ものだけに、軽く見るのを予想しているか?

世界を破壊してしまう程の絶大な力をもつ量子AIシステム”プロジェクト725”。その世紀の発明は、最凶のテロリスト“パードナー”の策略によって奪われてしまった。と話はでかい。

事態解決のため、システム開発会社のCEOデイトン(ブルース・ウィリス)は、凄腕の傭兵デレク・ミラーをリーダーとする精鋭部隊を招集し、テロリストの殲滅を計画する。

最強のバトルを予感させる。

だが、しりすぼみの展開は、失望を買う。

次回は期待してよいのだろうか?

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「スタートアップ!」、マ・ドンソクが、おかっぱ頭の料理人!

2021-07-05 17:15:55 | 韓国映画

おすすめ度 ☆☆☆★

PG12

マドンソクが出ているというだけで借りたくなる最近韓国映画。

本題は、学校も勉強も家も嫌いで、親に反抗しては毎日ビンタを食らっている少年テギル。早く自分でお金を稼ぎたいと社会に飛び込んでいくサンピル。二人の青春物語。

テギルが家出して、たどり着いたラーメン屋。そこで、ラーメンを作っているのがマドンソクが演じるコソク。

サンピルは、地上げ屋、高利貸のもとで働く。

この高利貸がえげつなく、やくざっぽい。

後半に、テギルの母親のトースト店が地上げにかかる。

前半のマドンソクは、コメディ担当。

だが、後半は面目躍如。

おかげで、収まるが、少年たちには、いい教訓。

まじめな青春映画。

 

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