おすすめ度 ☆☆☆
ファンタ系映画祭が絶賛の鬼才「パラドクス」イサーク・エスバン監督最新作。
シェアハウスで暮らすノエル、ジョシュ、デヴィン、リーナの4人はアプリ開発で一攫千金を狙っていた。だが売り込みに行った企業から出された条件は数日でアプリを完成させろという不可能なもの。時間が足りないと焦る4人だったが、シェアハウスで秘密の屋根裏部屋を発見。そこには大きな鏡があり、触れるとなんと身体が鏡面へ吸い込まれた。
彼らは考えた末、鏡を利用し見事ビジネスを成功させ、欲望の限りを尽くす。次第に彼らの欲望は暴走し破滅へと向かっていく―
微妙に世界が違うところを狙ったビジネスや、本人同士の入れ替えや食い違いといった部分を上手く利用して話が展開している。
ラストは、意外なグロテスク。