日限山4丁目日記

横浜市港南区日限山4丁目は美しい町です。美しい庭・家は町を美しくし、人々を幸福にします。まちびと

町のボランティアの世代交代は必然的におこる

2023年06月02日 | 社会

ひぎり連合自治会・ひぎり地区社会福祉協議会発行機関誌「かけはし」(No.84, 2023.6.1)の一面に、町のボランティア高齢化、人材不足という問題が取り上げられていました。また若い人のコメントがのっていて、世代交代の難しさを感じる、先輩方の活躍にまだ甘えていきたいと思ってしまったと書いてありました。老人ボランティアの発言と思うが、地域活動に定年はないとの考えがあるようです。

現実はこの通りと思います。私は80代の老人で、町のボランティア活動について世代交代を進めるため、若い人の行動(力)を見ながら私が引退するという形で世代交代を実現しようと思ったのですが、何と別の老人が私がやってきた活動を担当することになりそうです。

つまり老人が頑張って町のボランティア活動をまだやっており、若い人にバトンタッチしない現実があります。

でも何も心配することはありません。元気老人もやがて元気を失い、勇退ではなく、消えます。若い人達は先輩の活動を反省しながら新しい考え、工夫を加えて町のボランティア活動を改善していくでしょう。

ひぎり連合自治会には、現在、健康づくり、障がい児・者、高齢者、子ども・青少年、活性化の5部会があるそうです。長年、社会福祉にかたより、町づくり機能は弱かったと思います。日限山単位の、特徴ある、お祭り、住環境改善、防災、町の周辺の緑環境改善などの構想、企画がありません。第一世代の限界です。次世代に残された課題です。次世代はちゃんと現代の、また未来の問題に取り組んでくれると思います。

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自由に雑談できなかった近所の方と、花のおかげで雑談できるようになった

2023年06月02日 | 社会

挨拶してもなかなか雑談できる関係になることができなかった老人男性が近所にいました。

その男性が、4月、散歩で私の家の前の道を通りました。美しく大きく咲いた3色のオオムラサキの波を見て、感動したようで、庭にいた私に声をかけてきました。

「目が覚めるように美しいね。僕は人の庭は覗いてはいけないと思っていました。しかし、この美しいツツジが目に入ったらどうしても見てしまいます。」

「この庭にはフェンスがありません。私は道路からも自分の庭を見てその美しさを楽しんでいます。道行く人が私の庭を見て美しいと思ってくれることは大歓迎です。どうぞ自由に庭を見てください。よければ庭に入って、私の家の側からも庭を見てください。」

今まで無口だった男性が、大きな声で自由に感想を私に話しました。近所の男性と思ったが、最初は本当に近所の男性かと疑いました。人が変わってしまったからです。

それ以来、この男性は、時々、私の家の前の道を散歩し、私が庭にいればもちろん、家の中、窓際で庭を見ている私に気づくと、道路から自由に大きな声で雑談を始めます。

今では男性は自由に私の庭を見、さらには私の家を見る人になりました。美しい庭の花のおかげです。心を開いて雑談できる関係って最高ですね。幸福と思います。

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