ひぎり連合自治会・ひぎり地区社会福祉協議会発行機関誌「かけはし」(No.84, 2023.6.1)の一面に、町のボランティア高齢化、人材不足という問題が取り上げられていました。また若い人のコメントがのっていて、世代交代の難しさを感じる、先輩方の活躍にまだ甘えていきたいと思ってしまったと書いてありました。老人ボランティアの発言と思うが、地域活動に定年はないとの考えがあるようです。
現実はこの通りと思います。私は80代の老人で、町のボランティア活動について世代交代を進めるため、若い人の行動(力)を見ながら私が引退するという形で世代交代を実現しようと思ったのですが、何と別の老人が私がやってきた活動を担当することになりそうです。
つまり老人が頑張って町のボランティア活動をまだやっており、若い人にバトンタッチしない現実があります。
でも何も心配することはありません。元気老人もやがて元気を失い、勇退ではなく、消えます。若い人達は先輩の活動を反省しながら新しい考え、工夫を加えて町のボランティア活動を改善していくでしょう。
ひぎり連合自治会には、現在、健康づくり、障がい児・者、高齢者、子ども・青少年、活性化の5部会があるそうです。長年、社会福祉にかたより、町づくり機能は弱かったと思います。日限山単位の、特徴ある、お祭り、住環境改善、防災、町の周辺の緑環境改善などの構想、企画がありません。第一世代の限界です。次世代に残された課題です。次世代はちゃんと現代の、また未来の問題に取り組んでくれると思います。