道から丸見えの庭づくりは、結構、好評で、道行く人が美しい庭だと道から声をかけてくれます。しかし、庭に入ってきて中から庭を見せてくれという人はいません。道から見るだけです。
ところが真鯉の飼育は道から見えません。しかし、浄化槽出の水を滝のように飼育水槽に落としているので水の音が道行く人に聞こえます。真鯉の世話をしている私に、道から「何をしているのか」とよく声をかけてきます。「真鯉を飼っています」と言うと、錦鯉ならまだわかるが何で真鯉なのか不思議に思うようで、「何で真鯉?」などと言いながら庭に入ってきて、「真鯉を見せて」と言います。喜んで見てもらいます。当歳魚の20cm以上の真鯉が10尾も尾びれをひらひらさせながら並んでいると、ちょっと様になります。昨日は、1尾が、水面上、高く飛び、水槽の外に落ちました。見ていた人が真鯉の尾びれの力に驚いていました。こんな元気な真鯉を見ていると元気になりますね。
(注)私が見ていないときは飼育水槽にネットをかけて真鯉飛び出しを防いでいます。
今日は町の人が2人、私が真鯉を飼っていることを知り、やはり不思議がってわざわざ見に来ました。この町で真鯉の飼育は変わっているようですね。
近所の人も、「真鯉、元気?」と言いながら庭に入ってきます。1人は毎日、「今日はどう?」と言いながら来ます。
こうして真鯉のおかげで町の人々とのおしゃべり頻度が上がっています。楽しいものです。