さすがのケヤキの落ち葉も激減で、北広場の落ち葉掃除は楽になりました。
子供達は遊びの天才ですから公園で数時間遊びますが、老人はそうはいきません。公園の中を数時間歩き続けるなんてとてもできないし、話し相手がいればいいのですが、1人でベンチに腰掛け続ける訳にもいきません。現在の公園、現在の公園施設だけでは老人が長居するには不便でしょう。
現在、公園で比較的長居している数少ない老人を観察すると、
1. 公園ボランティアとして公園の維持管理を行っている。西洗自治会には公園愛護会がありますが、この会は、自治会役員が会員になることになっており、公園ボランティアを募集していません。自治会は月1,2回、2班の班員を動員して公園掃除をやっていますが、その世話をしているのは生活環境部公園担当のようです。公園愛護会がやっているという印象ではありません。どうも公園愛護会は行政に対する自治会側の窓口という印象です。
したがって現在の公園ボランティアは自称公園ボランティアで、個人単位で自主的に公園の維持管理に協力しています。公園ボランティア組織はありません。そのため、作業の内容は、毎日のように落葉や枯れ枝を掃除する、ツツジの中の雑草をとる、草刈り機のような機械を使う、L字溝にたまった泥を除去する、広場で低くなって水がたまりやすい部分に砂泥を入れて水はけをよくする、広場の土面の荒れを整地するなど、放置できない公園維持管理上の問題に取り組んでいます。生活環境部がやっている月1,2回の掃除では対応できない厄介な問題に取り組んでいます。
2. 公園広場を利用する運動クラブなどの会に所属している。現在、日限山いぶき会ゲートボール部(週3回)、太極拳愛好会(週1回)、ラジオ体操の会(毎朝)、自治会の移動販売の会(週1回)があります。
3. 個人単位で体操の場として公園広場を利用している。ぶら下がり棒などの公園施設も有効に使いながら毎日のように一定時間公園で体操をやっている人がいます。
しかし、現状、西洗公園は閑古鳥が鳴いています。もうちょっと町の人々、老人たちの居場所として公園を活かすには一工夫が必要です。
そのためには自治会生活環境部、公園ボランティアが協力して、組織的になり、計画的になることが必要になったのではないかと思います。