長角型プランターに芝生をつめただけの浄化槽を使ってきましたが、まもなく6か月メンテナンスフリーです。写真に見るとおり、緑藻が大繁茂し、今はかなり藻が古くなって黒くなってきました。見た目にはきたないのですが、芝生は枯れていません。その上、別の水に強い草が生えてきました。自然界のどぶ川のような状態になっています。出てくる水はまだ澄んでいます。浄化機能は失われていないように見えます。黒くなった藻が、汚泥になるのでしょうか。もう少しメンテせず、様子を見たいと思います。
実際よりくすんでいますが、「花の草原」風の庭
庭で花を植えて楽しんでいますが、次第に花畑をつくるという考えが弱くなってきました。庭を耕し、畝をつくり、年間計画を立て、花を咲かせるのに疲れてきました。84歳、病気で体の動きが悪いことも関係しています。
そこで、自然化してもいい、雑然としていてもいいという発想で、雑草取り、間引き、土面が見える場所への移植などの作業程度とし、去年残った球根、落ちた種の発芽などを大切にする庭づくりにかえました。花畑ではなく、「花の草原」と呼ぶことにしました。
現在の状態を写真で示します。意外に道行く人が気持ちがいいとほめてくれるので嬉しく思っています。
隣人が、火災発生の危険がある、放置できないと言い出したことがきっかけで、問題の庭の枯れススキ取りを近所の助け合いで行うことになった件ですが、ゆっくりと作業が進み、今は花壇の一部にススキを残すのみで、枯れススキの間に生えていた春咲きの花木、草花が所々で咲き、気持ちのいい庭になりました。
おまけで、壊れたプラスチック製の植木鉢などゴミ処分も行いました。
この助け合いは、近所が、問題の老婦人に、お金を出して業者に頼めばいいではないかと言うのではなく、近所が枯ススキ取りをやったことです。このことで老婦人の隣人不信が解け、ちょっと人の言うことを聞けるようになったことです。
これは記録すべき近所の助け合いの事例になったと思います。
門まで行く人は多いと思います。しかし門の中に入る人は少ないと思います。助け合う関係は信じ合う関係です。儀礼では実現しない関係です。
「かがやきだより横浜」、2024.4、Vol.184によると横浜市老人クラブ連合会は健康づくりを重視し、GW、三溪園散歩を提唱しています。確かに三溪園は、広大であり、自然がいっぱいで、庭園は美しく、しかも重文が10もある有名な日本庭園です。しかし、散歩で健康というには適していないのではないでしょうか。
4月27日-5月6日(GW)、特別公開で、横浜市内在住65歳以上、入園料700円だそうです。700円もとる名園は散歩道ではありません。観光地です。
それに比して舞岡公園は、別に日本庭園もなく、重文もなく、自然の谷戸構造が残る自然公園です。新緑の神秘の世界です。しかも無料です。毎日行っても無料です。健康づくりには三溪園も舞岡公園には勝てません。
隣家の若い男性が、私の家の前の道を歩きすぎたので、どこへ行ったのかと聞くと、「舞岡公園に行って来ました」と、清々しい顔をして言いました。舞岡公園はサクラは終りましたが、すでに新緑が楽しめます。