日限山(ひぎりやま)にとって隣接の広大な自然公園「舞岡公園」を散歩した方が健康にいいと思われるのに、どうして、行くのに30分もかかる、アクセスが不便な野庭緑道なのか疑問に思う人が多いのではないでしょうか。
緑道は、足腰の弱い人、車椅子の人、ベビーカーを押している母親などにとって非常に安心安全な、森林の中を歩いているような散歩道だからです。舞岡公園は、健脚向き公園です。
ひぎり連合自治会は、日限山1-4丁目に住んでいる足腰の弱い人などの健康保持に有用である緑道を環状緑道の形で日限山の周囲に設けるといいと考え、緑道について住民に啓蒙をはかっています。
一番近くにあって比較的よくできているのが野庭緑道です。そこでひぎり連合自治会は、日限山の人々に野庭緑道散歩を体験する機会を毎月3日10:00-12:00に設けています。
すでに4月3日(水)、雨天は中止と言いながら、12名も集ったので、傘をさしながら野庭緑道を歩きました。私も参加させていただきました。自動車道とクロスすることがない、平坦な道が、環状に、あるいは放射状に、あの野庭団地の中に設けられ、まるで森林の中を歩いているような雰囲気を味わうことができました。
緑道は横浜では港北ニュータウン(都筑区)にあるものが有名です。町中の公園を結ぶ形で緑道ができています。いったん緑道に入ると広大無限の森林の中を歩いている感じがします。しかし横に出ればすぐそこは町です。素晴らしい構想の町づくりです。
野庭緑道の次の散歩日は5月3日(金)10:00-12:00です。集合場所はバス停「すずかけ通り」です。新緑の野庭緑道を満喫できます。ぜひご参加ください。緑道のよさを体験してみてください。
近未来に日限山の周囲に環状緑道をつくりましょう。日限山の周囲は市街化調整区域が広がり、緑地帯として保全されます。環状緑道建設は、実現の可能性ありです。そのためには住民の熱き要望が必要です。