幼児をつれた家族の訪問が多く、西洗公園は賑やかだった

隣接する舞岡公園は、神奈川県100選に入る名公園です。谷戸構造を活かした広大な自然公園です。今は新緑が非常に美しいです。

一方、西洗公園は、横浜市の用語では「街区公園」と呼ばれる、日限山4丁目の中央部に配置された、主にこの町の人々が利用するまちなか公園です。

ゴールデンウィーク最初の３連休の最終日「昭和の日」、お昼過ぎに西洗公園に顔を出してみると、幼児をつれた家族が何組も来ており、賑やかでした。この公園は近隣の町からも幼児連れの家族が来ます。

どうして、有名な舞岡公園があるのに西洗公園に来るのでしょうか。西洗公園は、4300㎡と比較的広く、新緑が非常に美しくて大公園の雰囲気があり、かつ新緑の美しい芝生広場には遊具がそろっているからだと思います。花付きはよくないのですが、オオムラサキの花が今はきれいです。

舞岡公園は、古民家の前の広場でこまなどの昔遊びができますが、ブランコ、滑り台などの遊具がある広場がありません。

幼児を遊ばせるには西洗公園の方がいいということでしょう。

１日たつと園路などのL字溝部にたまった落葉が目立ちます。気になった所を30分ほど掃除して家に帰りました。

まもなくして、西洗自治会長が私の家に来て、子供用山車の4輪台車の出来具合を見たいと言うので、見てもらいました。頑丈にできていることを確認して安心していました。子供用山車は夏祭りの花です。台車の制作が順調であることは、ほかの祭りの準備にもいい影響を与えます。

いよいよ、この台車の上に、昨年披露した山車を組み上げる作業に入ります。問題なく組み上がるはずですが、どうなるか緊張しています。山車としての完成は5月6日を予定しています。

個人経済が悪化する中、イオンの収益改善は、学ぶべき

会社と自治会を比較すると、一番の違いは、会社では社員（従業員）は、生活のためお金がほしくて働きます。しかし会社の経営に参画する社員は少数です。自治会の運営に参画する自治会員は、同様、少数です。

自治会では、自治会員は、自治会のために働いても生活に当てるようなお金を儲けることはできません。「働く動機」が会社員とは全然違います。

自治会員が自治会の運営のため働くのは、行政の不備を補完して自治会員が、自分の住む町の社会を改善し、自分の幸福度を上げるためだと思います。

それでも自治会・自治会員は、イオンの収益改善から学ぶべきものがあります。

最近は会社の経営用語が記号化していて意味不明です。DXはわからない人が多いでしょう。Dはデジタル、Xはtransformation(変化）です。イオンは、事業環境が、急変しつつある今、環境の変化に対応するため、保守にならず、よく考えているようです。一般従業員の労働対価を減らして事業環境変化に対応しようとすれば、他社に負けることは必然です。

そこで、イオンは、保守にならず、勇気をもってDX投資をしているようです。お金を使っているようです。従業員については労働が合理化され、近代化されていると実感できるような投資を行っているそうです。

町の高齢化、少子化、行政サービスの限界など西洗自治会運営環境の変化を顕著に感じる中、自治会も保守でいけないことは誰でも理解できます。

したがって、自治会も自治会運営環境が変化する中、班長・役員が苦しくなるのではなく、彼らが、合理化、近代化を感じるような運営の改善に挑戦する必要があります。

ここで考慮しなけばならないことが、会社員は有給、自治会員は無給ということではないでしょうか。活用すべき、人が「働く動機」が異なります。会社のように、DX投資をしても、自治会員は自治会の運営のためによく働くようになるか疑問です。

回覧無用の選択肢を自治会員に提供したことが、自治会運営改善に寄与することなるのか考察が必要と思います。現実、回覧が遅すぎるという問題があることを認識しながら、自治会運営が困難になることを防ぐ方策をよく考えることが望ましいと思います。

ところで、西洗公園愛護会活動強化は、今、自治会が実行に移すべき重要な方策の一つと思います。その効果を今後このブログで説明していきたいと思います。

今日は、一つだけ、「新町日限山4丁目にとって、西洗公園は、昔の町村の神社に相当する中核施設である」という命題を書いておきます。

よきGWを楽しみましょう。GWの意味を知らない人はいませんね。DXの意味は覚えましょう。