日限山4丁目日記

横浜市港南区日限山4丁目は美しい町です。美しい庭・家は町を美しくし、人々を幸福にします。まちびと

全国的に見ると自治会・町内会は減る動き

2025年02月12日 | 社会

自治会・町内会が減る原因は

1. 町の人々は班長・役員になりたくない

2. 町の人々は自治会費・町内会費を払いたくない

3. 町の人々はまちなかの公園(横浜市は街区公園と呼んでいる)清掃をやりたくない

公園清掃をやりたくないという理由は、1と2に比べると大幅に小さいが三番目に挙がっています。

西洗自治会は自治会解散の動きはないが、月100円を協力費として追加支払い、班長・役員就任を免除してもらう人が増えている、自治会を脱会する人が増えているなどの不安な動きがあります。

しかし、総合的に見て、西洗自治会は、老人割合40%ぐらい、人口やや減少傾向にあるが、老若男女協働の動きが観察され、自治会は続くと思われます。

西洗火消しの会は、2010年に設けられた、自治会員に消火栓を使った初期消火および地震などの災害にあったときの救出と応急手当を訓練するボランティア組織で、老人だけでなく、若い人も加入しており、最近は青年団的存在です。2024年度も月1回町の中3か所で住民訓練を行っています。すごいですね。ホースは50mmを使っています。水量、水勢は初期消火に有効です。消防団と違って住民は普通の衣類等で初期消火に当るので、火事の火勢がひどくなると対応できません。この場合は延焼防止に努めることにしています。

年に各1回、日限山中防災拠点運営委員会による防災訓練と自治会防災訓練が行われているが、住民参加率は50%に近いと思います。

公園清掃は、毎月1,2回、当番班2班の班員が動員されていますが、班長就任を免除されているような高齢者も参加してきます。生活環境部公園担当や西洗公園愛護会が、無理するなと言っても、久しぶりに班員と会えるのが楽しみで来るのだそうです。若い人は、自分の子が公園でよく遊んでいる、公園清掃は喜んでやると言って、オオムラサキツツジの植込みの中の草取りでも一生懸命やってくれます。子供連れで、つまり一家総出で参加する若い人もいます。

私は公園愛護会事務局ですが、毎回満足です。西洗自治会の人々はすごいなといつも感動しています。

NPO総ぐるみ福祉の会の要介護者支援活動、町の人々の居場所「こぶし」の運営、食事の供給などは長く続いています。会員は献身的です。

新町日限山(4)の西洗自治会は次の50年も元気に活動を続けるでしょう。

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横浜市の農業振興策

2025年02月12日 | 社会

日限山(4)周辺には横浜市の農業振興策としての農業専用地区が2か所あります。都市農業の確立と都市環境を守ることを目的としています。昔の農家、農地がまとまって残っている地区を指定し、農業振興策を実施することにより、農地の保全を図っています。

効果としては

1. 新鮮な農産物を市民に供給

2. 地域の自然や田園環境を保全

⑰と⑫間に円形空間がありますね。ここが日限山(4)、南舞岡、日限山(2)、日限山(3)です。⑰と⑫の農産物が優先的にわが町に供給されるならば、わが町は食料については安心度が高いですね。水の供給量が多い災害用井戸を設置するとわが町は災害に強い町になります。

日限山(4)は、陸の孤島ではありません。横浜砂漠のオアシス町です。

1番:池辺農業専用地区(60.0ha)
2番:東方農業専用地区(60.0ha)
3番:折本農業専用地区(43.0ha)
4番:大熊農業専用地区(20.0ha)
5番:新羽大熊農業専用地区(23.0ha)
6番:牛久保農業専用地区(24.0ha)
7番:菅田羽沢農業専用地区(61.6ha)
8番:東俣野農業専用地区(65.7ha)
9番:西谷農業専用地区(25.2ha)
10番:氷取沢農業専用地区(20.9ha)
11番:田谷・長尾台農業専用地区(35.1ha)
12番:野庭農業専用地区(43.4ha)
13番:中田農業専用地区(40.0ha)
14番:並木谷農業専用地区(35.0ha)
15番:上川井農業専用地区(35.3ha)
16番:上瀬谷農業専用地区(92.0ha)
17番:舞岡農業専用地区(102.7ha)
18番:小雀農業専用地区(25.7ha)
19番:鴨居東本郷農業専用地区(19.1ha)
20番:寺家農業専用地区(86.1ha)
21番:平戸農業専用地区(8.8ha)
22番:鴨居原農業専用地区(17.1ha)
23番:柴農業専用地区(17.4ha)
24番:保木農業専用地区(14.7ha)
25番:佐江戸宮原農業専用地区(8.6ha)
26番:北八朔農業専用地区(39.8ha)
27番:長津田台農業専用地区(25.7ha)
28番:十日市場農業専用地区(21.6ha)

昔は舞岡については金子さんという農家の女性が軽トラックで日限山(4)の中を移動販売しており、私の家はよく利用していました。女性が高齢化し、後継者がいないのでしょう。今は軽トラは来ません。

野庭については、日限山(4)にあるリカーショップ石塚が軽トラを利用して移動販売に挑戦しています。農産物はよくできています。安いです。しかし、残念なことに、石塚は忙しいようで移動販売を定常業務にすることに成功していません。

ユーコープ日限山は、取材していないのでわかりませんが、横浜産を取り扱っていると思います。包装されていない、裸売りの、よくできた農産物は舞岡産、野庭産かもしれません。安いですね。私は喜んで買っています。

農業専用地区には直売所がありますが、車がないと買いに行くのは大変です。

農業専用地区の農産物は、従来農法では供給は微々たるものです。横浜が都市農業と恰好いいことを言っても将来性はありません。昔の農法保存をやっているようなものです。その地区の市街化を防いで、環境保全になっている効果が大きいと思います。野庭は43haです。農業の工業化については技術開発はできるが、本格工業化農業には、インフラ整備ができず、無理と思います。

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