自治会・町内会が減る原因は
1. 町の人々は班長・役員になりたくない
2. 町の人々は自治会費・町内会費を払いたくない
3. 町の人々はまちなかの公園(横浜市は街区公園と呼んでいる)清掃をやりたくない
公園清掃をやりたくないという理由は、1と2に比べると大幅に小さいが三番目に挙がっています。
西洗自治会は自治会解散の動きはないが、月100円を協力費として追加支払い、班長・役員就任を免除してもらう人が増えている、自治会を脱会する人が増えているなどの不安な動きがあります。
しかし、総合的に見て、西洗自治会は、老人割合40%ぐらい、人口やや減少傾向にあるが、老若男女協働の動きが観察され、自治会は続くと思われます。
西洗火消しの会は、2010年に設けられた、自治会員に消火栓を使った初期消火および地震などの災害にあったときの救出と応急手当を訓練するボランティア組織で、老人だけでなく、若い人も加入しており、最近は青年団的存在です。2024年度も月1回町の中3か所で住民訓練を行っています。すごいですね。ホースは50mmを使っています。水量、水勢は初期消火に有効です。消防団と違って住民は普通の衣類等で初期消火に当るので、火事の火勢がひどくなると対応できません。この場合は延焼防止に努めることにしています。
年に各1回、日限山中防災拠点運営委員会による防災訓練と自治会防災訓練が行われているが、住民参加率は50%に近いと思います。
公園清掃は、毎月1,2回、当番班2班の班員が動員されていますが、班長就任を免除されているような高齢者も参加してきます。生活環境部公園担当や西洗公園愛護会が、無理するなと言っても、久しぶりに班員と会えるのが楽しみで来るのだそうです。若い人は、自分の子が公園でよく遊んでいる、公園清掃は喜んでやると言って、オオムラサキツツジの植込みの中の草取りでも一生懸命やってくれます。子供連れで、つまり一家総出で参加する若い人もいます。
私は公園愛護会事務局ですが、毎回満足です。西洗自治会の人々はすごいなといつも感動しています。
NPO総ぐるみ福祉の会の要介護者支援活動、町の人々の居場所「こぶし」の運営、食事の供給などは長く続いています。会員は献身的です。
新町日限山(4)の西洗自治会は次の50年も元気に活動を続けるでしょう。