公園愛護会となると花壇づくりが一般的ですが、不思議なことに西洗自治会には、花壇づくりを行うような公園愛護会会員が現れませんでした。
港南土木事務所が建設した西洗公園が、完成形に近かったのではないでしょうか。オオムラサキツツジが見事に咲き、無数のケヤキ、クスノキ、シラカシ、コナラ、サクラなどの樹木が公園の空間を埋めていたのではないでしょうか。広々した空間は、芝生が一面に植えられ、美しい芝生広場となっており、はがして花壇などをつくる気がおこらなかったのではないでしょうか。
50年たった今も、荒れてはいますが、西洗公園は昔の形を残しています。そして草花を植えないという不文律が今も生きている感じがします。
今年4月、西洗自治会総会で西洗公園に花壇をつくるという提案があり、承認されたが、花壇をつくると言う公園愛護会員は一人も現れていません。提案者は、自分がつくると決心したのではなく、あればいいなと思っただけだったそうです。
とすると、今後50年、西洗公園は、樹木公園、芝生公園の特長を維持し、咲かなくなったオオムラサキツツジを美しく咲かせる工夫をし、枯れてしまった高木をどうやって復活させるか、樹林地を維持するか、やはり寿命が来たソメイヨシノに代わるお花見樹木をどうするか、植樹計画を作り直すことがだいじと思えます。
また、雑草取りを強化して芝生を助け、芝生広場の美しさ、効用をとりもどすことではないでしょうか。
本当にめずらしいことですが、西洗公園は、街区公園なのに大公園の風格を持ち、隣町の人々にも愛されています。舞岡公園は県有数の名園ですが、広々した芝生広場がありません。遊具広場がありません。幼児のいる親達は、舞岡公園ではなく、西洗公園にきて遊んでくれます。
西洗公園は、町の人々の居場所、活動場所、そして災害時の避難場所としてその効用が高まる一方と予測します。陽気な音楽に合せ、みんなが集団でダンスパーティ―などを楽しむ時が来ることを祈っています。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます