記憶の彼方へ

カラーとモノクロの写真と一緒に 日頃のなにげないエピソードやホッとするコトバを♪

医者の不養生

2008年07月01日 22時00分10秒 | Weblog

昨日の朝、サンドイッチを食べていたら口の中で硬いものを感知し、恐る恐る手にとってみた。

なんと、銀色の詰め物だ。まさかサンドイッチに混入???
いや、待て、まず自分の歯を確かめてみてからだ。
案の定、右下7番のアンレー脱離。
アンレーとはすべて金属に覆われた被せものではなく一部健康な歯が残っていて咬む面を含んだ詰め物。

ああ情けない、歯科医師失格だ磨けていなかったというわけか?
たまたま会社近くに、同じ大学の先輩のクリニックを発見したので早速今日診てもらった。
5年近くもった詰め物だったし、虫歯があるようには見えなかったが、ライトを当ててみるとしっかり虫歯になっていた。先輩は”不都合な真実をみてごらん”と言って鏡を渡してくれた。意外に深く、あと一歩で抜髓、つまり神経をとらなければならないところまで虫歯が進んでいた。診療台に横になったまま、鏡を左手でかかげ、先輩が削る様子をじっと見つめる。
今日は軟化象牙質(虫歯の菌に侵された歯の組織で、正常な硬さを失い、ぼそぼそ、あるいはゴム質状になったもの)をとり、神経を保護する薬を塗布して、プラスチック状のレジン系セメントで蓋をした。痛みがでたら、潔く神経とお別れしなければならない
いままでいろんな痛みを経験しているが、神経を抜いた経験はないから正直怖い。
患者さんには、その痛みを知ってるかのように予後を説明していたのに!!ホントに浮いた感じになるのかな?やっぱり、当日はうずくのかな?
いーや、一生抜髓の痛みは知らないほうがいい。
その為にもしばらくは自粛生活だ。
大好きな堅いお煎餅も、お酒も。そしてあっついお風呂も!


fine ART photographer Masumi
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仙人?!

2008年07月01日 07時18分25秒 | Weblog
今朝、自宅マンションをでると、向かいのマンションのゴミ置場を物色している人がいた。

目が合った。

口の周りはヒゲがのびきり、髪の毛もソバージュ状に延びている。白髪ではないから仙人というよりは、オオカミ

一瞬かたまっていたが、私が目をそらすとそばに停めていた自転車にまたがった。オオカミを背にして歩きだし、一軒家を通り過ぎたところで振り返ると、こんどはうちのマンションのゴミ置場を物色今日はゴミを出していないからいいけど、いつも訪ねて来ていたのだろうか?二度目に振り返ると、またまた目が合った。きっと「あいつは要注意!」とマークされたかもしれない

こういう集合住宅のゴミ置場は意外と簡単に見知らぬ人間が出入りできるのだ。
しかし、いくら捨てたゴミとは言え、中身を物色されるのは気分が悪い。広い意味でのエコと解釈するのにはやはり抵抗がある。なにか取り締まる法律はないのだろうか?

子供の頃、家にあった足踏みミシン。タイミングを誤ると逆回転をする暴れ者だ。ただ、鉄で出来たレトロな車輪が好きだった。
電動ミシンが我が家に来てからおはらい箱となった。夜道を母と姉でゴミ置き場に運んでいた時のこと。足踏みミシンって結構重くて大きいんです。ミシンを運び終わりほかのゴミを置きに来たら、さっき置いたはずのミシンが無くなっていた。人気はない。母娘三人呆気にとられた。
きっとひっそり隠れて私たちの様子をうかがっていたのだろう。あんなに重いミシン、短時間に運ぶのも至難の技だ。
捨てる神あれば拾う神あり。



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