記憶の彼方へ

カラーとモノクロの写真と一緒に 日頃のなにげないエピソードやホッとするコトバを♪

センスを磨く

2008年07月27日 03時37分21秒 | Weblog

昨日同じ部署のOさんにすすめられ、しばらくぶりにギャラリーめぐりをした。
好きか嫌いかは見に行ってみないとわからない。だから楽しい。たまたま寄った銀座の伊東屋でやっていた「光の風景・イタリア」がよかった。水彩の透き通った色がみずみずしさを与えている。光を感じる絵、写真が私は好きなのだ。
写真展を二つ見たが、あまりピンとこなかった。
メゾンエルメス8Fで展示されていたものは残念ながら高度過ぎて理解不可能な作品だった。バナナの葉に食べ物が盛られているものがズラリと並んでいる。食べかけや手をつけてないようなもの、様々だ。予備知識がなかったからまっさらな感想を述べる。見たくなかった。キレイとは言えない食べ残し。何を言いたいのか解らなかった。こう解釈するのが異常なのか、そこが知りたい。
パリの写真学校のカリキュラムに、MUSEEの時間があった。主に写真展、広告博物館を訪れる授業だ。郊外にでることもあり遠足気分の水曜日の午後が待ち遠しかった。
驚いたのは広告博物館でのこと。まだ小学生とも思えないちびっこたちが、床に座ったり寝そべって先生の話を半分聞きながら、画用紙に何やら書いている。先生はヌードの女性の写真を指していた。
まさに国の違いを感じた。
日本じゃ考えられない。フランスだけなのか?ただ、子供の時から受け入れられていると、大人になったからと言って恥ずかしいという感情はないような気がした。つまり性別の違いを見ているだけ、といった感じ。実際、乳癌キャンペーンの広告で胸をあらわにした女性の写真を街の至る所で見ることができた。日本でそんな看板が突如現れたら、大変なことになりそうだ。

銀座


コメント
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