記憶の彼方へ

カラーとモノクロの写真と一緒に 日頃のなにげないエピソードやホッとするコトバを♪

見せ方

2011年01月16日 19時42分23秒 | Weblog
ランチに2年半ぶりのFさんと待ち合わせしてたが、会社から呼び出しがかかり午後がフリーとなった

のほほんと家で過ごす気はさらさらない実は気になっていたセミナーがキャンセル待ちだったが問い合わせたら空きがあり当日参加になった

セミナーは「視覚心理学で解明!ポートフォリオ制作レクチャー」。
写真集であれば読者が次のページをめくるように構成しなければいけない。しかも途中で興味を失わないように最後まで見てもらわなければ意味がない。テーマに沿った内容はもちろんのこと、何度も見たくなる写真集とはどういうものか。写真の良し悪し以前に統計的な人の心理を知りたかった。

講師は五味彬先生。なかなかのひねくれ者でどこか自分と似ていたから笑ってしまった。左開きの本の作りの場合について述べる。見開きの構成は「同じDNAで対比」がポイント。さらに左右の作品配置については右に自信作を置く。何故なら右側は本を開く時に最初に視覚に捉えられ、さらに完全に開いた時に改めて右側のイメージを見る。人の視線の流れは基本的には左から右である。右側にインパクトがあれば左の欠点は記憶に残らないのだ。
また作品の順番について、いいものから並べると終わりに近づくにつれて尻切れトンボになってしまう。だから表紙を抜かして一番いいのは最初に、二番目がラスト、三番目が真ん中といった具合にメリハリを持たせる。ある意味目眩ましとも言える
写真の方向性を利用して次をめくらせたいのか、前のページに戻したいか、とどまってじっくり見てもらいたいのか、そんなことも自在にできるという。これは発見だった

普段何気なく見ている雑誌や写真集はこうしたトリックがあったというのだ。
まんまとその策略にはまっていたというわけ

それを知らずして写真集を作るのは愚の骨頂だ。

Web、フライヤー、BOOK、展示など表現方法は異なるが、基本の基は守らないといけない。
かなり勉強になった4時間だった。


昨年12/11から1月下旬まで原宿KDDIデザイニングスタジオでファインアート写真2点を展示中
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追加注文!

2011年01月16日 00時27分43秒 | Weblog
昨日名刺を追加注文したら5箱だったにも関わらず今日届いた
はやいっす

いままで生きてきた人生の中で一番名刺の減りが早いただ残念なのは、そのほとんどが面と向かって手渡ししていないこと。
数からしか反響を伺い知るしかない。
だからこそ私の画像を掲載したのは良かったのかもしれない。
証明写真のような写真ではないよ。あくまでアートです

こないだ偶然も偶然に会ったTさんは名刺を見て、「だれ?これ?」と第一声をあげた。「7、8年前の私!」と答えたら「嘘つきだなあ」と言われた。

まあまあ、堅いこと言わないで多目に見てちょうだい

こないだ会ったtomちゃんに2種類作った名刺を見せたらロゴが白い方を選んだ。
理由を聞いたら親しみやすいイメージだという。黒いロゴは深重すぎると。
確かに作り手の私自身、ちょっぴり堅いイメージを持たせたかったことは確か。

比較的こちらの方が友人知人にも受けがよかったので追加注文したのはこちらにした。
私のロゴは正式にはこの白いほうなんです
改めてよろしくです


昨年12/11から1月下旬まで原宿KDDIデザイニングスタジオでファインアート写真2点を展示中
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