記憶の彼方へ

カラーとモノクロの写真と一緒に 日頃のなにげないエピソードやホッとするコトバを♪

くしゃみ

2013年01月12日 23時19分07秒 | Weblog
昨日の「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!」で取り上げていた内容のひとつに「くしゃみ」があった。

~くしゃみはなぜ、くしゃみというか?~

海外ではくしゃみを縁起悪いものという解釈があり、誰かがくしゃみをすると必ずお祈りのコトバを掛けるという。

実際、私がパリで留学していた時、くしゃみをすると決まって掛けられるコトバがあった。
はじめは何を言っているのかわからなくて、友達によくよく聞いてみると、
A tes souhaits!
(あ て すぅえ)

神のご加護がありますように!、お願いが、叶いますように!
と言った意味だと教えてくれた。

だから、こう言われたら、くしゃみをした人は「Merci~!」と笑顔で答えるのだ
慣れてくると、言われるだけじゃなく、私も言えるようになった。

ただ、日本人はそんな習慣はないと思っていたら、昨日の番組で意外な事実を知った

なんと、日本も声を掛ける習慣が江戸時代にあったと言うのだ。
それは、「休息万病」
なんとも堅すぎるコトバ
「長生きして下さい」と言う意味。
そして、そのコトバが「くさめ」と言う言葉になり、「くしゃみ」と変化したのだ。ずいぶん省略してるね
確かに「休息万病」と言われると、なんだか「なんまいだ~!」っておまじないされてるみたいだけど、だからって短縮しすぎだと思わない?

いまは、誰かがくしゃみをしても何も声を掛けないのがふつうだから、海外の習慣がちょっぴりうらやましい

だって、まわりにいるみんなが揃って声を掛けてくれるのって、うれしいんだもん。
慣れないときは恥ずかしかったけど、まわりの空気が「ポッ」ってあったまるんだよ
コメント
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