記憶の彼方へ

カラーとモノクロの写真と一緒に 日頃のなにげないエピソードやホッとするコトバを♪

五体満足

2013年03月13日 22時08分52秒 | Weblog

今日の世界仰天ニュース。

うまれつき、眼球がない少女の話。

途中から視力が無くなるなのとは違う。見ること自体知らないのだ。これからも、知ることはない。

首がすわること、座ること、歩くこと、全ては目が見えることで、確かに成長していくが、見えない為に、判断が大きく遅れてしまう。
そりゃそうだよね。
見えるから、行きたい場所に歩いていけるんだもんね

見た目で解る障害は、本人よりも両親がいちばん辛いと言うことも改めて知らされる
生まれる前に何故わからなかったか?わかっていたらおろすこともできたのに…と、私なら思う。


こういう事実を知らされる度、自分が五体満足に生まれてきたことに有難いと思う。
五体満足は、決して当たり前なんかじゃないんだってこと。

新たな命がお腹の中で息づいていくことも、奇跡に近いってことも。。。

こういう現実を受け入れることは、五体満足に生まれた人にも必要なこと。

中学から高校生くらいだったかな。今思えば、機能不全家族だった頃、「私なんか生まれて来なければよかったんだ」なんて母に暴言を吐いた事もあった。

改めて産んでくれた母に感謝です


fine ART photographer Masumi
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サモトラケのニケ

2013年03月13日 20時01分12秒 | Weblog

昨日の「ビートたけしの超訳ルーブル」見た?
面白かったよ!

私が初めてルーブル美術館を訪れたのは大学2年の研修旅行だった
(このときが生まれて初めての海外

ルーブル滞在時間が限られていたから、最低限見るべき作品をみんなでピックアップして、死ぬほど広過ぎるルーブルを駆け足でまわった。
図画や美術の教科書に必ず載っていたモナリザは、思いの外作品が小さくて、人だかりににスッポリ隠れてしまい、「こんなに小さかったんだ」と、みんなで呆気にとられた
ミロのヴィーナスも、想像していた年齢のヴィーナスと言うより、やや年配?のような気がして、あまり感動しなかったっけ

そんな中、階段下から見上げたサモトラケのニケは違った。その姿を捉えた時、琴線に触れたみたいに体がが固まった。
いやぁ、あの配置、すばらしいと思う。(『ダリュの階段踊り場』)
顔がない彫像は怖いとは思わず、得体の知れない力強さを感じた。
顔が無いことがより一層、神がかった力を持つ女神像に見えた。

実際、どんな顔だったんだろう。
でも、いまさら顔が発掘されても、しっくりおさまらない気がする。私の中ではあれで完成した像として脳に刻み込まれているからだ。

百人一首の小野小町の顔が絶世の美女と言われ続けてるにも関わらず、当時の絵や彫像は存在しないのと一緒で、永遠にわからないのがいいのだ。

すべての人のココロの中に永遠に生き続ける事が出来るから

サモトラケのニケはこのサイトの中央付近に掲載されています。
http://ameblo.jp/his-paris/entry-11369737312.html

ちょっとトリビア!!
昨日の番組の中で、靴のメーカーのナイキ(NIKE)は、なんとこのサモトラケのニケに由来していると言っていた。
ニケ=NIKE
ナイキのロゴはこの像の翼をイメージしたものだという。
こちらのナイキのサイトもどうぞ!

あとは、このニケ、実は昔はどこの家にもあった守り神だったそう。
ルーブルのどこかにちびっこいニケたちが展示されているみたいだから、今度ルーブルに行ったときは探さなきゃ!!


fine ART photographer Masumi
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする