記憶の彼方へ

カラーとモノクロの写真と一緒に 日頃のなにげないエピソードやホッとするコトバを♪

子持ちカレイ

2015年04月24日 23時07分30秒 | Weblog
今日のランチは子持ちカレイ定食

いつもはこの店に来るとみんな銀だら定食と決まっているんだけど、いつの間にか\1200に値上がりしたので、\850の天丼か子持ちカレイかで悩んだ。

外食で注文したことがなかったから、あえて「卵付きですか?」と尋ねたら、「はい、子持ちカレイですから!」と店員さんが答えた。
確かにその通りだ。カレイの煮付けではなく、子持ちカレイの煮付けと書いてあるのだものね

私の中では、子持ちカレイと言うと、はんぺんを対角線上にカットした1/4ほどはある卵が、身から爆発しそうにはみ出ているカレイを意味する。
ほのかな期待を膨らませながら待っていると、悪い予感が的中

身を半分に切った尻尾側に身をめくらないと見つからない、小指ほどの大きさの卵しかなかった
やっぱり、外で食べるカレイの煮付けには、スズメの涙ほどの卵しかないんだと、がっかりした

母親が子持ちカレイの煮付けを作るときは、いつも卵が一番大きいカレイを私のお皿に盛ってくれた
卵のないカレイはカレイじゃなかった

午後の仕事の合間にスタッフと今日のランチの話になり、思いの外小さな卵にびっくりしたと、漏らしたら、「見ました」と、スタッフのSさん
「悲しそうに一生懸命、卵を探しているのを見ました

あぁ、きっと言葉には出さなくとも、カラダ全体で残念な気持ちを発していたのだ恥ずかしい
出来ることならその姿を私も見たかった

これに懲りて、外食ではもう注文しないだろう。子持ちカレイの煮付けくらい、自分で作れるようにならなきゃね

ちなみに天丼を食べたSさんは、「おいしかったけど、胃がもたれそうになり、お刺身定食にすれば良かったです」と苦笑いしてた
コメント
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