一昨日、午後一で脳のMRI検査を受けた
片頭痛持ちだから、受けるのはこれで3回目になる
いつもの様に、検査着に着替えると、あの細くて狭い空間にすっぽりとはまり込んだ
担当検査技師から、「15分ほどで終わりますが、動くと長くかかるので、なるべく動かないで下さい」と言われた。
じっとしている自信はあったが、思わぬ落とし穴があった
検査が始まった途端、唾を飲み込みたくなる衝動に駆られたのだ
一日に分泌される唾液の量は約1.5リットルある。(この事実を大学の生理学で習ったときは、仰天した)
普段、唾を飲み込むなんてことは、誰もが無意識で行なっている。ただ、改まって動きを制限されると、飲み込むことで頭部が動かないようにじっとしていなければいけない理性と、逆に無性に動きたくなる衝動とが戦うことになる
グッと我慢することにしたが、確実に唾液が増えていくのが解る
しばらく様子を見て、音が途切れたのをチャンスとばかり、ゴクリと飲み込んだ
ふぅ〜っ。スッキリした
はじめてのMRI体験では、黒くて馬鹿でかいヘッドホンを掛けられた。検査が始まる前から、音楽とは言えないうるさい騒音だった
検査の音と反発し合って、余計気になって仕方がなかったのを覚えている
今日のBGMは、ヒーリング音楽だったから、楽に過ごせた
段々とBGMが遠ざかっていき、トントントントンと言う、まるで木製のトンカチで叩く懐かしい音、その合間に太くて重い電子音がぶーっぶーっぶーっと参加してくるが、慣れれば大した事はない。2種類の音が反発しなければ大丈夫
以前は検査時間が長かったせいもあり、うたた寝してしまったくらい
閉所恐怖症の方にとっては辛くて耐えられない空間なのだろうけど、私は却って落ち着く。そして眠りへと誘われてしまうのだ
検査後の診察で、結果は問題なし心配される血栓などもなかったので、今まで通りの片頭痛の治療が続くことになった。
今使っている薬を飲んでも一日中寝込んでしまうので、点鼻薬を処方して合うかどうかを試すことになった。
効果覿面であることを祈る
余談
実はこの日の午後から早速片頭痛に遭った。
本当なら早速点鼻薬を試したいところだが、薬局に在庫がなくいつもの薬を飲んで寝込んでしまった。
治りかけた今日、もらってきました
帰りに、スーパーで買ってきたお昼ご飯!
いつも買っていた古市庵さんが休業中だけど、
25日から営業再会予定と知り、待つ楽しみが一つ増えました