パターンはダウンロードした
生地は絶対にあれでつくりたい
昨年の秋に訪れたパリ、モンマルトルにあるマルシェ・サンピエールで手に入れたトワル・ド・ジュイだ。
ただ、失敗して貴重な生地を無駄にしたくないので、ソーイングの先生に相談してから手をつけることにした
元々、このキットは革を使ったスニーカーを想定しているため、生地を使う場合のパターンとは少し異なってくる。
今年の4月に早速ソーイングの先生に見てもらった。
革と違って生地の場合、裏地が必要だと判明。表地だけでも出来なくはないが、布端の処理をする必要がある。
ダウンロードしたパターンに縫い代を足して生地を裁断
切り込み部分はダーツにして縫い合わせた。
ソールと縫い合わせる側はロックミシンで布端を処理。
こうして無事裏地付きのパーツが完成したが、次なる難関はハトメ
靴ひもを通す穴を作らないといけない。
穴あけポンチと、ハトメ、ハトメ用のプライヤーが必要。
プライヤー付きのセットを購入すればよかったけれど、てっきり手持ちのもので代用できると勘違いしたのがいけなかった
慌ててAmazonで注文
ハトメは過去にジャンパスカートの背中のレースアップで使ったことがあるが、ものすごく苦手
綺麗にはまる時と、若干ハトメが潰れてしまう時があって難しい
何回か練習後に28個のハトメを付けた。
今回わかったことは、ハトメ部分には、両面接着芯で表地と裏地を接着したほうがいいこと。接着していないと、ハトメを付けた時に、若干生地がズレた場合、ハトメと生地がうまくかまず、ハトメが外れる可能性が高くなるからだ。
そして縫う時は、素手ではなくゴム手袋をすると、針が滑らずに硬いソールに刺しやすくなること。
もちろん指サックでもいいかも
じつは、はじめにソールと生地のパーツを縫い合わせたときは、素手で縫っていた。針が滑らないように親指と人差し指で強くつまむため、赤く腫れてしまい、左足しか完成できなかった
翌日手袋をしてみたら、素手に比べたら楽に針を刺すことができた
まだ続きます!
パンチャー、穴あけポンチで靴紐の穴あけ
ハトメをつけました
ソール部分とパーツを縫い合わせます
糸は蝋が染み込んだ糸で、緩みにくく、丈夫で切れにくい糸になっています