まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

どこかで会ってない?

2010-06-01 16:58:35 | くらし


父がデイサービスに出かけた先週の水曜日。
1か月以上も続いているしつこい片腕の痛みを解消しようという名目で、温泉&マッサージ。
久しぶりの満足感で、ふあーっと気持ちよく大広間長テーブルで、缶ビール。
と、そこへ、おばさま二人連れ。後ろのテーブルが空いているのになあと思いつつ知らん顔で妄想世界に浸っていたのよ。


                            (タニウツギ)

二人連れの方々、お互いのビニール袋から出すわ出るわ。
しゃきしゃきした方がコーヒーのスティックを出して、
「緑のもあるけどさ」
「どっちがおいしいかや」と大人し目の方が聞く。

「そりゃあ、人それぞれだが」
きっぱり!

あっぱれ!その通り、それ以外の返事はない。私は内心拍手した、して思わず声を掛けそうになったけれど、ここで遅刻友の忠告がよみがえってきた。
話しかけてはいけない!
油紙に火をつけたようにぺらぺらしゃべってはいけない!
135度の体勢維持。ほら完全後ろ向きじゃあ角が立つからね。
90度じゃあ、話ずらかろうとこれでも気を使う。

と、おひと方が、
「甘いもんだけど、飲みませんか」と例のスティックを出してくれて・・・
あそこでお湯を入れてこいっちゃ、ロックしてあるからはずしてな、と世話を焼いてくれるのよ。
挙句の果てに「ウイスキーを入れるとうまいんだが」って小瓶からどぼどぼと。

もう駄目。3人での話は止まらない。油紙に火状態。
戸籍確認、身の上話身内話、来し方行く末・・・
えらく意気投合して。
私はバスの時間があるからとお別れしたけれど。

また今度会わんかっちゃ。
元気でがんばらんかっちゃ。
あんたお父さん大事にしてや。
って。茹で卵までお土産にいただきました、はい。

遅刻友よ。
油紙に火がついたようにぺらぺらとはしゃべらなかった。障子紙くらいね。
だから、今度は1年ぶりにどこかで会っても、温泉で会ってない?なんて言われないと思うわ。

コメント (1)
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