いやいや、トキの卵を奪ったあの憎っくきカラスのことではないの。
やたら臆病なあスズメのことでもないの。
道端や畑などのそこらに生えている雑草のことです。
名前を決める際に動物の大小に当てはめて、カラスとスズメと言い表したというやつ。
まずはどこででも見かけるスズメノテッポウ。
小さな穂の様子を鉄砲にたとえて、小さいからスズメ。
これはお分かりになりますか?よく見かけるのに・・・少しも関心持たないでいて。
『スズメノヤリ』
たくさんまっすぐに立っている様子を大名行列の槍に見立てたそうで。
で、これが、『カラスビシャク』
こちらは大きさでカラスとついたわけではないらしいけれど・・・
今年初対面。この形、おもしろい。サトイモ科の植物は奇妙なのが多いわ。
佐渡ではおけさ柿の畑によおく見られるのよ。その気になって目を凝らすとわんさか。
全国版図鑑では鎌倉市の写真で見ましたから、そちらにもいるかもしれません。
カラスノエンドウとスズメンエンドウ。
大きいのがカラス、小さいのがスズメ。だからすぐに区別できると解説にあるけれど、私にはすべてカラスに見える次第で。
スズメノカタビラなんて、スズメと名のつく植物、探せばたくさんありそう。イヌと競争だわ。
あまりに地味なのでおまけです。
ミヤコワスレ あれ?これも地味ですかしら。