いつもいつも「いい歯だねえ」とべた褒めしてくれる歯科医が、
「1年ぶりですねえ、新しいレントゲン撮りましょう」なんておっしゃる。
「2月になると、歯医者に来たくなるのかしら」と、軽口たたいたけれど・・・
いやなのよ、歯のレントゲン。
全体ぐるりは嫌でも痛くもなんともないから我慢した。で、次に初めてそんなのする奥歯のレントゲン。
道具からしてなんだなんだというしろもの、嫌だわ。
それを口の中に入れるって、そんな四角の四隅がとんがっているようなものを突っ込むのか!?えっ?
「大きな口、開けてください」って、言われなくてもおっきいわ!なんて憎まれ口は内緒。
1回目。舌を押しこむから、おえっとなりそうになる。うまくおさまらないで四苦八苦しているレントゲン技師。
「ああもう駄目、出てきそうだ」とお休みしてもらう。
2回目。口が完全拒否、道具が曲がってなかなか撮影準備と行かないんだって。「出してもいいか!」と脅したら、おどおどしちゃって「いちばん奥だから吐きそうになりますよね」とかなんとか。
3回目やり直し。ああ、このままではらちが明かん、お得意の深呼吸あんど力抜き。いいタイミングでおさまって、撮影成功したわ。
そんな苦労の末の写真を見て、歯科医師ひとこと、
「ああ、なんともなっていないです、虫歯も歯槽膿漏もない!」
ほんとかねえ。
あまり愉快でもない話に付き合って下さってありがとうございます。
お口直しに、1月5日の散歩。今更、なんておっしゃらないで下さいね。
石を上手く積むものだなあと感心して
はさ木収納小屋は心惹かれる
庭の中にもおけさ柿
雨の中の散歩もまたよし