民謡キュウちゃん応援後、盛り上がっていたテーブルをひと足お先に抜け出して。
国際フォーラムに立ち寄る。すり抜けはあったけれど訪問は初めて。いやあ凄い!
何となく懐かしい感じが残る国技館から最新の建造物といった感じの国際フォーラムへ。
ワープした気分になって。
ここが新宿移転前の旧都庁舎後とは、そうだったのか。土佐藩・阿波藩上屋敷があった場所とは。
一気に江戸時代に連れて行かれる。そういえば、両国駅前には広小路の碑が立ってたな。
どんなに現代風になっていても江戸の名残りはあるのね。
ホームページによると、
1989年に内外から多数の建築家の参加(50カ国、395件)の下、コンペを実施し、
最優秀作品にはラファエル・ヴィニオリ氏(アメリカ)の作品が選ばれた、そうな。
1996年(平成8年)5月に完成、1997年(平成9年)1月に開館。
17年前の建築とは思えない斬新さが素晴らしい。
地下1階のガラス棟ロビーギャラリーから。
いやいや違うの、私は国際フォーラムに来たわけじゃない。
ここにある「相田みつを美術館」の『高橋まゆみ人形展』を観に来たの。
教室ブログに紹介記事があったのを読んですぐに、行こうと。
去年の10月、長野1泊旅行に誘われていたとき、車だから飯山の人形館に連れて行ってもらう約束をしていたのに、母の入院騒ぎで泣く泣くキャンセルした経緯がある。
まさか、東京で人形展が開催されているとは。ブロガーさんに感謝感謝。
近頃、とみに涙腺が弱くなっているから、一歩足を踏み入れて拝見した途端にぐぐーっとくるものがあって・・・
懐かしさだけでもない、ほのぼのだけでもない、人の持つ温かみだけでもない、あらゆる感情がいっきにない交ぜになってひたひたと押し寄せてきて、ほおーっと深い息をついて込み上げてきた熱いものを飲み込んだ次第。