秋ドラマは今までになくドラマを観ている。夏ドラマなんて一つも観てなかったのに。
ドラマって2話は大事ね、視聴続行か断念か決定するもの。
(全く季節外れの写真ですみません)
「昨夜のカレー、今日のパン」 2話はいいわいいわって観ていたのに・・・
3話視聴
うーーん、微妙。
どこが微妙って、セリフが多すぎる。
それも何となく説教くさくて、いや声高に説教しているんじゃないのよ。そうじゃないけど、それが匂う。
ギフやら(この人のはそれはまあまあそういう年齢だから許す)
ムムムさんの男子同級生サカイ君やら岩井さんやら山ガールさんやら。
セリフ多々で人生訓多し、はあまり好きじゃないから、いささか鼻に付いたのよ。
なんて上から目線であれこれ、すまぬ。
あっ、それから隣の娘ムムムさん、ついに名前登場 「宝さん」
ひとりで喫茶店入られないギフと喫茶店でコーヒー飲んでいたら、ギフが思わず名前発する、といった態で判明。後はギフだけだな。
4話で盛り返しておくれ、と誰にともなく頼む。
反対に 「さよならの私」
石田ゆり子さん好きな私としては、それだけで普通に1話視聴。
ストーリーは面白くて観ていたのに、高校時代からの親友永作博美さんと心と体が入れ替わる、という最後ででその手の話は好きじゃないから、あちゃあと思ったけれど。
いやいや昨日は引き込まれた。
バリバリキャリアの石田さんが子供がいる専業主婦の永作さんに入れ替わって思いがけなく母性に目覚め始める。
反対に親友石田さんと夫藤木さんの不倫に傷つく永作さんは、何年もなかった身体の関係を再び取戻し喜びを味わう。
すごいね、永作さんの演技。私初めて永作さんのドラマ観たけど、いやあ凄い。
静と動併せ持つ自然なそれでいて迫力ある演技、彼女にはまりそう。
2話観てから視聴続行かどうか決めよう、と思っていたけれど。躊躇なく続行決定。
最高の期待値ドラマ 「ぼんくら」1話視聴
宮部みゆきさんの「日暮し」「お前さん」 井筒平四郎3部作のドラマ化。
同心井筒平四郎と彼を取り巻く人たちの3部作はもうもう大好きで何回か読んでいる。
それなのに筋はすっかり忘れていて、かけらも思い出せないという体たらく。
でも、3部作全編江戸の雰囲気が色濃く出ているから
(甥が事件解決に大きな役割を果たしているのは好きじゃないけれど)
それに浸って、いいなあいいなあと。
平四郎役は岸谷五郎さん、さらに大事な役お徳さんは松坂慶子さん。
うん、悪くないけれど。
私の思い込みとイメージが強すぎるから、鉄瓶長屋のセットも平四郎宅もどうもいまひとつ雰囲気が違う気がして。ドラマにめり込むのに苦労がいる。
せっかくの宮部さん時代物のドラマ化なんだから視聴続けるけれど。
どうか2話目、江戸に引き込ませてね、お願いよ。
それでも週に3つも楽しみがあるなんて・・・久しぶりだわ。