夫ですら「この頃テレビでSMAP観ないなあ」なんてことを言う。
ほんとよ、つまらない。
そんなだから録画してある番組からお気に入りのものをチョイスして。
この間はフィーリングカップル 東出君とカップルになったやつね。
で、ゲストの方にどんなデートプランを立ててくれるかという段になって。
田中哲司さんが「早朝から富士山にドライブに行って・・・」と言うと中居さん、
「早朝って何時くらいのこと?」と聞く。
「富士山五合目で・・・」というと、「そんなに長く居られないよね、30分くらい?」と時間指定。
中居さん、私、きっちり時間を聞かずにいられないあなたの気持ちよおく分かります。
早朝と言われてもよく分かりませんよね。そりゃあ確かめずにはいられないわ。
田中さんは5時というけれど、中居さんは6時と思っているかもしれないものね。
もしかすると7時もじゅうぶん早朝だぞ、の人もいるかもしれない。
5合目でちょっとゆっくりしてと言われたってゆっくりが1時間かもしれない10分かもしれない、し。
曖昧な言い方は人それぞれの受け取りだから曖昧よね。
かといって5合目に30分くらい居て、とはやっぱり言わないよな。
曖昧部分を排除して厳格に。
中居さんそういうタイプか。
というのももうずっとずっと前に観たテレビで。
料理初心者の男性が「曖昧で分からない」と言って、自分できっちりはかっての料理レシピを作ったってやっていた。
偶然目にし台所仕事しながらだったからちらっとだけど、すごく印象に残っていて。
ほら料理のレシピって一口大に切ってとか、中火でとか、初心者にはとってもわかりづらい。
その人の一口は他の人には二口くらいの大きさかもしれないものね。
で、その男性氏、料理には物差しが欠かせないとして、ジャガイモは何センチ角とか計って切っているの。
そしてこの大きさがいちばんおいしくなるとして、ジャガイモを切っていたわ。
男性氏もやっぱり数字でしっかりきっちり表示されると安心するタイプなのね、きっと。
分かる世界のものは曖昧でも「それでいいじゃないの」だけれど、分からないパソコンやタブレット関係の世界のことを、
「時々電源を切って下さい」とか言われても、
「ときどき」ってどのくらいの頻度のことかな、なんて私はすごく悩む。
いいじゃん、時々なんだから時々でいいんじゃないの、なんて人がほんと羨ましい。
で、「iPadは月に1回電源を切って下さい」と指示されると「おおーっ、そうかそうか月に1回か」
なんてまことにすっきりしてお利口になった気がする(実行するかしないかは別よ)。
数字が邪魔になることもあるけれど、やっぱり数字で表してくれることも大事よ。