今朝は時折激しい雨、風がないから真直ぐに降る雨。
まあいいね、こんな日も。なんといっても庭が喜んでいる。
枝ごと切り取った*メラレウカはそのままほったらかし、通路塞いだままほったらかし。
枯れてきたら始末すればいいか、なんて怠け者のすること。
片づけるわけもなくただのほったらかしなんだから。見えなきゃいいやの世界。
8月に目の手術をしたマサチャンママに経過を聞こうとライン電話した。
無料のライン電話、料金気にせず心置きなく話せる。
「暑くて暑くてどうかなるが。来年もこうなら死んだほうがいいわ」
ですって。このところ佐渡の気温は、それこそやぼ(大変)だ。
羽茂の方は36℃超えたってよ、と興奮して報告してくる。
夏も比較的涼しい佐渡が、9月になってもそんなんじゃやってられない。
それだって、フェーン現象が発生すると何とも言えない暑さに直面する。
「あんた大変だったんだや。朝洗濯もん干しとったら、夫がちょっと来てくれ、
はよ来てかばん屋へ行ってみて来い、って呼ぶのよ」
で、かばん屋へ行ってみたら、そこのご主人がトイレに倒れていたんですって。
熱が39度越え、吐くやらなにやら。引っ張り出そうにも女二人の手には余る。
私もよく知っている人なので分かる、体格がいいんだから。
「救急車呼ぼうか、って言うてもそれはいいって言うから車取りに家に帰って、
夫に緊急診察してくれるよう病院に電話してもろたっちゃ。
向こうの看護師さんも救急車がいいんじゃないの、と言うけど、
本人がもっこ(頑固)だから言うこと聞かせんから頼む、って夫が」
もう聞いていて悪いが笑ってしまった。
そうなの、人の言うことは聞かない、自分が一番と思っているかばん屋さんだからね。
「なあ、なんでも完璧にやりたい人だろ、畑の仕事をその日のうちにせんなん、
って頑張ったんだね。私らだったら今日は暑いから今度にせんかっちゃって、
やらんでおくねかや。あのもんは根性あるから決めたことはやってしまうんだね。
自分に自信があるのも善し悪しだがね」って。
うん、体力気力知力すべてに自信がある人だ。
で、マサチャンママが車を取りに行ってご主人とやり取りしている間に、
娘のマサちゃんがかばん屋に様子を見に行って、
こりゃ駄目だとすぐ救急車を呼んだんですって。
なんてったて、躊躇しない忖度しないマサちゃんだからね。
救急士3人がかりでトイレから引きずり出して病院へと運んだそうだ。
それがよかったみたい。入院したって。
「熱中症だね、そんな具合が悪くなったら休めばいいのにね。よっぽど我慢
しとったんだね、39度だや考えられん。だらだらしとるのんが一番だわ、
無理せんでおかんかっちゃな。とにかく人に迷惑かけんようにしていかんなんわ」
と結論はそこへ。そこでいいのかしらとは思うけれど・・・いいわね。
えっ!マサチャンママの目はどうかって⁉
快調ですって、よおく見えるそうな。
「手術すれば治るものはいいね」
っていつも出口が見つからないことでグダグダ悩んでいるマサチャンママの結論。