22日の午後1時過ぎに佐渡の実家について、大車輪で働き最後に墓参り。
花を買ってお寺に行ってみると、墓にはコスモスの花が立ててある。
ありがとう、コスモス大好きなマサチャンママが立ててくれたんだ。
いけないのかもしれないけれど、持って行った小菊と女郎花を加えて手を合わせる。
これで、母も夢に出てきて催促することはなかろう。
翌23日、秋日和。
グダグダするのはもったいないから1日路線バスフリー切符を買った。
銀行でお金をおろして、マサチャンママに借りていた香典代金を支払いに、
電気屋さんで昨日買った掃除機のお金を支払いに(持ち合わせがないから借りていたの)。
そんなこんなの用足しをしていたらすっかり遅くなって慌てたわ。
久しぶりに五重塔がある妙宣寺に行ってみようと真野町まで行く南線に乗る。
土日祝日なら門前に停車するがあいにく平日、歩けるかと心配したが案内には
竹田橋バス停より10分とあるから、ま大丈夫だろうと。
5分くらい歩いたところで右に曲がり大善神社に立ち寄る。
この神社の能舞台は素朴でそれでいながら本格的で見惚れる。
保存状態もとてもいい
鼓の音とかが聞こえるかとしばし瞑想したが
あいにくそういう感性は持ち合わせていなかった
続いて世尊寺にも立ち寄る。
そしてもう一度大きな道路に出て国仲平野を眺める。
そこに「佐渡飛鳥」の碑が。
昭和25年か、はるか昔だ。
風景は変わっただろうが、なんとはなしの雰囲気は残っているのかもしれない。
清々場所の田んぼ風景とは明らかにちがう。なんといってものびやかだ。
ここでは清々できない、ただただのんびりするだけだ。
国仲平野、稲刈りはほぼ終わっていた。
「稲刈り後の田んぼの景色が一番好きだ」と言った友人がいる。