ほんのわずか溶け残った雪は凍ったまま屋根や道路の片隅に。
なんだか名残惜しい気分。
昨日のこまわりくん、後部座席に4人、私は左窓側から2番目に。
バスが急坂道を上っててっぺんに来ると、お隣の中年女性が顔を左に向けた。
つられて私も左に。すぐに分かったわ、富士山確認ね。
ちょっと先はこの路線の富士山ポイント。
「もう少し先ですね」と言うだけで、何をしようとしているかお互いに分かる。
窓側の初老男性氏が、
「今日は雲が出ているから見えないんじゃないかな」と会話参加。
主語抜き会話だって通じ合うの、初対面だって期待感を共有するの。
「ああ、やっぱり」のちょっとがっかり感も共有し合うわけ、ま、明日があるさ。
明月院のロウバイ、花が芯まで黄色だからソシンロウバイかもしれないけれど、
パンフレットにもロウバイとあるからロウバイで押し通すわ。
門を入って左手に受付があるから拝観料払ってそちらから。
階段の両横は明月院ブルーで有名なアジサイ 今はごらんのとおり これはこれで
山門
ロウバイ 花開いている
本堂のしつらえもお正月らしくておめでたい
本堂前の枯山水庭園
本堂横の道を開山堂へと
裏手にロウバイ
休憩所への道
帰るまで明月院ひとり占め。
静寂に包まれて何とも清々しいひととき、たっぷりと冬を味わった次第でして。