今朝はまたいちだんと寒い。
天気予報図が列島の背骨で、白(日本海側)オレンジ(太平洋側)に見事に分かれているのを
見て悪いけれど笑ってしまった。ほんとに。
洗濯機の終わりましたメロディ音に尻を叩かれてしぶしぶ干すお仕事。
前は嫌じゃなかったお仕事なのに、このところどうも気が進まない。
ま、そんなこと言ったってやらねばなるまい。指先がかじかんだわ。
(8時ころ確かめたら綿のズボンがカチンカチン)
昨日、バス停への道を歩いていたら後ろから足音が。
ちらっと振り向いたけれど知らない人のようなのでそのまま。と、
「おはようございます」って横に並ばれた。あらまカワナカサンだ。
えっ?!80歳のカワナカサンに追いつかれたのか、えっ?!ほんとかどうなのよ。
おしゃべりしながら少し並んで歩いて、でもどうもカワナカサンの方が早い。
58分のバスに乗るの、とおっしゃるから、どうぞお先に行ってと言ったら、
じゃあねってバス停の方へ小走りよ、小走り、下り坂小走り、あっという間。
その身の軽さ、知ってはいたけれど参ったわ、すごいなあ。
そのカワナカサンがちょっと前に会った時「ご迷惑かけました」って。
ああ、暮れの夜中の救急車のことね、私は寝ていて分からなかったけれど
夫が気が付いていた。
夜中、めまいがひどくて我慢ができなかったんですって。
まずはお嫁さんに電話したらすぐ来てくれて(でも1時間はかかっただろうな)
めまいだから脳に何かあるといけないからって救急車呼んでくれたんですって。
ところが救急車が到着して、それってなわけで搬送というころにはすっかり良くなった
そうな。で、「やっぱりもういいです」とお断りしたんですって。
もう笑ったわ。
そりゃあ救急士さんに怒られるわよね。「早く呼んでください」と注意されるわ、ね。
おまけに、お嫁さんにこのベッド寝心地がいいわねってなこと言ったらしい。
こんどはお嫁さんに叱られたって。
2、3日したらいつもの雨戸が開いていたから、お、お帰りになったなひと安心した。
今じゃいつもの働き者のカワナカサン。
どうでもいいんだけれど、追いつかれ追い越されるのはカワナカサンにだけじゃないな。
この間も80歳半ばに達しようかというモリタサンにどんど焼きのことを聞いたものな。
「今年もないってよ、自分ちで処分してくださいって回覧板に書いてあったわよ」って。
ああ、脳もとっくにそういうことだ。