今朝も冷たい雨。
1日は我慢するけれど2日目ともなると、ちょっといい加減にしてよと言いたくなる。
夫じゃないが、夜降って朝には止んでくれるというパターンが最高なんだけれど。
そうはままならない。
部屋から見える遠くの桜もしょぼくれているわ。
5、6本見えているうちの1本が山桜。いちばん薄い色。
その山桜が色づいてくるのがわが家からも見えてくると会いに行く。
今年はお目当てで行くこと3回、大島桜偵察のついでが1回。
日当たりの良い他の雑木が茂っていないところに1本だけ、すっと立って枝葉を延ばして
いるからまことに姿かたちがよろしい。
枝がじゃまだと哀ればっさり切られてしまうこともなく、思うように生きているから
そこのところがなんとも素敵だ。
今年はスッキリ晴れて青空、という日がなくて。2日連続の雨で今後も無理そうだ。
で、空の色によってこんなにも違うのかという山桜を。
3月29日 空一面濃い灰色で覆われた日
まるで水墨画の世界
3月29日 優しい青空の日ときどき陽が射す程度 期待したほどの青ではなかった
4月1日午後 午前が駄目なら午後の光はどうだと挑戦したけれど
ま これはこれで美しい
それにしても。
ちょっとお目にかかって来ようと思い立って愛でに行かれる近さの山桜が何とも贅沢だ。
急な坂道があるけれど、膝もまだ大丈夫だわ。がんばってくれてる。