わずか2泊3日のツアーなのに、まるで5泊も6泊もしたようにだらだらと
綴ってきたブログですが、もうほんとにこれで今日でお終いです。
夫の喜寿の祝いにと計画した妻の心遣い、感謝してくれたから、ま、よしとして。
もうずっと行きたいと言っていながら自分では計画しないからね、私の出番だと。
それにしても北東北は初めてで、といってもところどころは点の立ち寄りで観光は
しているのよ。それでも今回のように縦横四角形で走るなんて、ん、楽しかった。
17の是川石器時代遺跡がスタート、8の御所野遺跡がゴール。
岩手県八戸から青森県に入り、秋田県に下がって岩手県一戸に戻るというコースね。
是川から、その日のお宿黒石市の板留温泉までは八甲田山を走る。ガイドさんはもちろん
映画「八甲田」の話。決して高くない山々だけれど侮ってはいけない、必ず案内人をつけよとね。
私、見たかったところだから、走っているときはずっと山の景色を眺めていた。ところが。
走り始めて横殴りの雨、しばらく走っていると霧がかかって前がよく見えないくらい、そこを
脱出したらようやく曇りになってきて八甲田の山々が見えた。ガイドさんは、10回来たら1回
くらいしか風景が見えないって。で、城ヶ倉大橋でバスを止めてくれて、ちょこっと歩いて。
紅葉シーズンはそれはそれは見事ですって 大変な渋滞ですって
1日目の黒石温泉郷 板留温泉お宿あたりの風景 この風景にふさわしいお宿
バイキングなんてないの 好きだわ この手の昭和ふうな宿
三内丸山遺跡までは近い
三内丸山遺跡から亀ヶ岡石器時代遺跡までも近い
もうひとつ森田歴史民俗資料館を見学して2日目のお宿 伊勢堂岱温泉へとバスは走る。
岩木山を見ながら津軽平野をひたすら走る。これがいいのよ、好きな風景なのよ。
岩木山のふもと、田んぼがどこまでもどこまでも広がっていて、のびのびとした田園風景で。
もちろん、ガイドさんは太宰治の話。
降りて写真を撮りたかったけれどそうはいかないわ。ひたすら眺めていたわ。満足満足。
2日目のお宿は日帰り温泉を兼ねているから地元の人たちといっしょ。駐車場前の人たちね。
(アッハッハッハ、案山子です)
で、3日目は秋田県を横切って岩手県へと。ここらあたりの風景はどちらでもなくまあまあ。
最終地 御所野遺跡
ところで最後に
遺跡のうち重要なものが史跡に指定され、そのうち
「学術上の価値が特に高く、我が国文化の象徴たるもの」が特別史跡に指定される
北海道・北東北の縄文遺跡群は二つ
「青森 三内丸山遺跡 平成12.11.24 」 「秋田 大湯環状列石 昭和31.07.19 」
この縄文遺跡群ロゴマークの意味を
全体を縄文土器に見立てて北海道と
北東北のパワーを象徴するような
渦巻の形でつないでいる。
色は縄文時代の漆器や土器に見られる
赤漆色に。構成資産の色を濃い目の色
のグラデーションで表現。
下部のJAPANには、漆の意味もあると。
長々とお付き合いくださいましてありがとうございました。
間違いが多々あるんじゃないかとひやひやしています。