昨日、朝一で美容院へ行った。
ミニバスこまわりくんじゃ間に合わないから久しぶりに歩いて、団地を突っ切って。
で、ここからは美容師さんの話ね。
火曜日はお店が休みだから、横浜そごう美術館へ行って「ミュシャ展」をざざっと観たそうな。
ただ券だし、今までも何回も観ているからな、と。
それより昼飯は何を食べようかとうろうろした結果、老舗「荒井屋」の牛丼に決定。
お仕事中の奥様に「これ食べてるよ」なんてライン送信。うまかったと満足。
で、次に男性用品売り場でほしいお洋服とスニーカーを見て。
気に入ったものをまたもやライン送信。奥様お仕事中。
えっ?!そんなものまでいちいち送るのかねえ、と私はおどろくやらあきれるやら。
何しろ自分の物、自分のことだけで頭一杯になって舞い上がっていたんですって。
さてと、と帰る段になって地下に行ったそうな。イヴだ、大勢の買い物客で行列行列。
おまけに、こんなものでそんなお値段するのかの高額、買うことないやと一目散で
帰宅したそうよ。奥様が「何かいいものあったら買って来てね」って頼んだことなんか
すっ飛んだらしい。
奥様がお仕事から帰ってきたから軽いノリで、
「混んでたし高かったからなんも買わなかったよ」と言ったんですって。さあさあ大変。
私ともうひとりの美容師さんは、もうすでに声をあげて笑った、そりゃあ結末が見えているもんね。
奥様激怒。今までにないくらいの激怒だったって。
そりゃあね、夫は、昼に新井屋の結構なお値段の牛丼食べている様を、働いている最中に送ってきて。
おまけに欲しいもの、なんて、香取慎吾君が買うようなお高いスニーカーの写真なんかも送り付けてきて。
そんな自分勝手な夫が手ぶらで帰ってくるなんて許せない。くたくたに働いて帰ってきた奥様、
そごうのクリスマスお惣菜楽しみにしていただろうに、なんも買ってこないとは。激怒、当たり前だ。
それはそれはすごい剣幕だったんですって。もう我ら二人は腹抱えて笑っている。
「こんな最低なイヴは初めてだ」と捨てゼリフはいて奥様、部屋に閉じこもったそうな。
もちろん、夕飯なし。
「ねえ、あやまったんでしょうねえ」と聞くと、何度も「ごめんなさい」と謝ったそうな。
それでも許してくれる気配なし、最低最悪のイヴの夜。
客商売の50歳台のお若い男性でも時に奥様に気を遣わないのね、自己中なのね。
家の夫の気の利かなさなんて仕方ないかとさえ思えたわ。
美容室のバラ
「で、今朝も奥様、許してくれないの、冷戦中?」と聞くと「そうです!」だって。
私ともう一人の美容師さんは「どうせ何やっても怒られるんだから、それでもそこらのお店から
なんか買って持ってったら」とアドバイスするも。
クリスマスの昨夜、肉屋に恒例のチキン予約してあるし娘さんの彼氏が来るというし、
集まりはいったいどうなったものやら。って、私が気にすることでもないか。
ほんと、面白い。よその家のあれこれは面白い、いろいろあるのね。
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