昨日、久しぶりにチュッパが遊びに来た。
バスから降りて一散に、待っていた私に飛び込んでくるのがかわいい。
しばらく来なかったから緊張した、なんて娘に言ってたんですって。えっ?
お昼ご飯の後、近所の児童公園へお花見がてら遊びに。
春のそよ吹く風で桜の花びらがひらひらと舞い、それはそれは何とも心地よい昼下がり。
チュッパは小さな手で花びらを集めている。
手のひらいっぱいになると、空に向かってぱっとまく。
集めては撒いて集めては撒いて。
何回くり返しても飽きないようだ。
そういえば映画『まく子』3月17日に観た。
一番小さなスクリーンとはいえ、30分前に行ってチケット買おうとすると、1列目の3席と2列目の1席しか空いていない。
しまった、と思ってももう遅い、2列目の席に。画面が動くと酔いそうになりながら観た。
主人公慧を演じた山崎光君、強い目力で揺れる少年期の心情をよく表し、いい俳優になることを予感させた。
物語のキーになるコズエの新音(にのん)ちゃん、超がつく美人ね、それもただの美人じゃない。透明感がある。
登場する子どもたち、小さな温泉街の大人たちみな温かく、しかもその温かさが嘘っぽくない。
女にだらしないお父さん役の草彅剛君、そりゃあそりゃあぴったり。ひいき目なしで存在感抜群。
欲を言えばちょっと中だるみの感あり、場面転換についていけない部分あり。
原作を読んでいないと、どういうこと?となる。惜しいな。
そしてロケ地四万温泉の風景が美しいこと。それだけでも癒される。
広島のおばあちゃんからもらった「ケーキ屋さん」
いっぱい遊んだチュッパは、広島のおばあちゃんからもらった箱入りのチョコレートを私に見せると、
分けてくれるでもなくすぐに仕舞ったから、夫と顔を見合わせて含み笑い。
ただただ私に見せたかったんですって。子供っておもしろいわね。
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