称名寺は京急金沢文庫駅から歩いても14、5分のところにある。
膝の痛みがさほどでもないときは、苦もなく(えっ?)歩いたが、今となっては
その距離すら歩くのがいやだ。歩きたくない、自ずと本数が少ないけどバスを利用する。
昼間は1時間に1、2本だものね、それに合わせて行動するから時間調整が大変だ。
そんな思いをして行く秋の称名寺。静寂な空気に浸りたくて、浄土庭園で妄想したくて。
以前は春の桜の季節も訪れていたけど、桜がさびしくなってきてからは遠慮している。
だから、晩秋の天気の良い1日は貴重だ。抜けるような空が心を思いきり開放するわけよ。
『称名寺』金沢山(きんたくさん) 称名寺 (真言律宗)
金沢北条氏一門の菩提寺。
鎌倉幕府の要人・北条実時が六浦荘金沢の屋敷内に建てた持仏堂から発展が起源とされる。
実時の孫・貞顕の時代には三重の塔を含む七堂伽藍を完備した大寺院として全盛期を迎えた。
歴史に疎く苦手な私でも分かるような解説文に、うーんそうかと頷いて。
赤門をくぐって参道を歩くと左手に
称名寺塔頭光明院表門
立派な仁王門
阿字が池の水面が光る
金堂
屋根の瓦先端の丸い部分(建築用語では何というのかしら)にも ここにも北条氏のミツウロコ紋
釈迦堂の小さな屋根にもミツウロコ紋
鐘楼
平橋から見る
反り橋
のんびりぶらぶら歩いても1時間もいらない。
皆さんお弁当食べありお茶を飲んだり三々五々のんびり過ごしていた。そんな晩秋の1日。
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