昨夕
夕日が沈む数時間前、とんでもないニュースが飛びこんできて。
その地域にお住まいの方たちはどんなに驚いたことか、不安に陥ったことか。
もういい加減にしなさい、と天地をきつく叱る。いつどこでどんな災害に会うか分からない。
覚悟が要る。普通に日常を送りながらも、どこかで覚悟しておかなければ、と。
ありがたい日常。ぐだぐだだらだら暇しているのも幸せというものだ。
ぐだだらの中で、たまに出かけるのはさらに幸せというものだ。
人生の大先輩の教え「イベントは自分で作れ」座右の銘。そういうことね。
さてと、長々と引き延ばして来たTRIO展ブログ。これでお終い。
国立近代美術館へのアクセス、私的には面倒で行きたいなと思ってもパスすることが
多かった。それが、京急鶴見からのアクセス方法を調べていたら、東西線乗り換えは
日本橋駅からということが分かり目からうろこ。
東京駅から歩いて東御苑突っ切る、または大手町駅から東西線乗り換えが億劫だったのが
一気に解決。京急で日本橋まで、東西線乗り換え竹橋下車、歩いて3分、なんて楽なんだ。
竹橋駅ホームの壁にはこんな案内板、素晴らしいじゃないの。
地上に出て 竹橋
で、今回の企画展、3つの美術館。
パリ市立近代美術館 東京国立近代美術館 大阪中之島美術館
企画展を観た後、もう十分だから帰ろうかなと思ったが、待てよと。
4階の休憩室「眺めのよい部屋」でひと休みしてからにしよう。座って皇居付近の風景を。
ひと息ついたから、さあ帰ろうか、なんて。
が、「MOMATコレクション」展、4階の第1室がちらりと目に入ってここだけでもと。
近代美術館は国内外の所蔵コレクション豊富、日本美術の名作も多々。
収集対象は、絵画、版画、水彩、素描、彫刻、写真、映像、書、及び関連する資料などの
多分野にわたり、点数は13,000点を超える(2023年2月現在)
というのだからさすが。
またもや、もういいかなと帰ろうと思いつつ隣の部屋へ。なんとなんと長谷川利行の作品が。
好きなのよ。何かのTV番組で観てから、名前がしっかりインプットされて。
長谷川利行(1891〜1940)は京都・山科生まれの画家。
昭和初期の、モダンな東京の喧騒や、内面に寄り添うような人物像などを、自由奔放な筆致と
明るい色彩によって描き出した。その画風や、波乱に満ちた生涯から、「日本のゴッホ」とも呼ばれる。
放浪癖と酒癖で生活は破綻し、浅草、上野、新宿、銀座など各地を転々とする生活のなか、
病に倒れ49歳の生涯を終える。(netより)
カフェ・バウリスタ
お化け煙突
鉄工所の裏
岸田國士像
前田夕暮像
大庭鉄太郎像
堪能して。満足満足。
それより、竹橋駅は落合駅から東西線一本。息子が4歳ごろの頃、バンの車に自転車を積んで、車を毎日新聞ビル隣りのビル地下に入れ、皇居一周道路で自転車の初栗り練習に伺ったり、家族で皇居一周走りに3~4回行きました。
最近はもう竹橋駅にはおりませんが・・・。
懐かしい近代美術館の周りの風景があったので、懐かしくて・・・。
およそ27年前の1997年9月、同近代美術館で開催されたふるさと佐渡新穂出身の画家土田麦僊の作品展でした。
土田麦僊の厚さ約1cmの冊子をみるとmannmoさんの好きな花、植木そして和服姿の女性が描かれています。
東西線1本で竹橋駅へとは、うらやましいアクセスの良さ。それとご家族との素敵な思い出。
懐かしいですよね。足が遠のいたとはおっしゃらず、ぜひともまたお出かけください。
土田麦僊、佐渡博物館で鑑賞した思い出があり
ます。それもまた遠い昔になってしまいました。
暑い毎日、お互い身体に気をつけて乗り切り
ましょう。