横浜市は事業の一環として、「敬老パス」を発行している。
高齢者の方々が豊かで充実した生活を送るための支援の一つとして発行している
乗車証で、市内にお住まいの70歳以上の希望される方に交付しています。
利用者の皆様には、事業の運営費用の一部として、その方の収入状況等に応じた負担金を
お支払いいただいております。の趣旨。
私は相応の負担金を払って毎日大いに利用している。その敬老パスが専用のICカードになった。それまでは紙製で、乗車すると運転手さんに水戸黄門の印籠よろしくグイっとパスを
見せていたのよ。それが、これからは専用のプラスチック製のICカードに変更され、
読取機にICカードをタッチして乗車することに。
ミニバスこまわりくんの読み取り機は乗車口のすぐ左手に設置してある、しかも下の方で
ちょいと分かりにくいところ、どこにあるのと探す場所。
先日のこと。
ICパス持参の女性がタッチしようとしたわけ、運転手席横の料金箱にね。運転手さん慌て
て、そこの入り口のところ、と指さす。
女性は読み取り機のどこかにタッチしようとしたらしいの、運転手さん、
「そこじゃなくて横のところですよ」って、ということは読み取り機の上にタッチした
のね。またまた「そこじゃないです」と運転手さん、もう笑っている。ということは、
今度は四角い読み取り機の横にタッチしたのね。運転手さん、笑いが止まらない。
またまたそこじゃないですよって。女性の方、迷って反対側の横にタッチしたのね、
きっと。都合4回の指示で無事に読み取り機にタッチできて成功。よかったよかった。
車内ほっとした空気が。気の長い優しい運転手さんでとげとげしくならないでよかった。
ICカードを今まで通り運転手さんに見せて、今度からはタッチしてと言われた方もいるし、
料金箱上の読み取り機にタッチしようとした人も何人か。
新しいシステムが導入されると、年寄りのわれらはおろおろする。慣れるまでが大変よ。
Suicaと一緒のパスケースに入れることができないから、別のパスケースを用意する。
ああ、忘れないように気を付けるものがまたひとつ増えたわ。大丈夫かしら。
ありますヨ
電車はちょくちょく乗りますが、これも慣れでしょうけど
その女性の方と大差ない私でしょう?
運転手さんが偉かった
新しいものは慣れるまでが大変です。
その女性も2度目はすいすいでしょうね。
そうです、運転手さんがえらかったの。
気長に教えてくれて。