ずっとずっと気になっていて、2か月も3か月も気になっていて。
口の中、右上あごにゴマ粒みたいな何かが張り付いている感じなのよ。違和感大いにありなのよ。
気がつくと舌がそこら辺りを触っていて、あまりに触りすぎて吐きそうになったりして。
3月、佐渡に帰る前に耳鼻咽喉科で診てもらおうと決心した、ネット予約済ませた。
それなのに、いややっぱり取り消そうかな、何かあったら困るものな、と散々逡巡したりして。
意を決して受診。
「上あごにゴマみたいなものが張り付いている感じがするんです」と訴える。
40代と思しき男性ドクター、どれどれと口の中を診るも、
「何にもないけどねえ、どのへんなの?」って、どのへんかなんて私だってわからん。
「唾液腺が左右にあるけどそれとは違うの?」左はありません、ときっぱり答える。
また大きくなったら診せに来て、と診察終了にしようとするから、
「先生、洟が喉に下りてきて気持ち悪いのが治らないんですけど」とさらに訴える。
「ちょうど1年経つものね、レントゲン撮りましょう」
レントゲンの管みたいなやつを鼻の穴に突っ込む。ぐいぐい入れる、そりゃあ耐えましたよ。
大丈夫、きれいだから、とまたもや体が診察終了体勢に入ったから、しつこく訴える。
「先生、不快な症状が無くなるように日常生活で気をつけることありますか?」
男性ドクターのアドバイス。
「ねちねち考えないで」きっぱりひと言。
いやあ、私、ひっくり返りましたねえ、なんと的確なアドバイス。これ以上もこれ以下もない。
「くよくよ」じゃなくて「ねちねち」。
治療も薬もない。せっかくの一大決心がなんだったんだという気がしなくもないが潔い診察。
もちろん、座右の銘に加わりましたよ。
『ねちねち考えない』
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます