気ままに

大船での気ままな生活日誌

妙隆寺の酔芙蓉と紅白の百日紅、見頃に 

2023-08-22 21:07:41 | Weblog

こんばんわ。

大谷出場予定の今日の試合が、どこかで聞いたような名前のハリケーン・ヒラリーの襲来で流れた。そのため、午前中から暑中散歩に出た。

近所の酔芙蓉が少しずつ花数を増やしてきたので、そろそろ妙隆寺の酔芙蓉もいいのでは、それに紅白の百日紅も見頃になっているはずと。鎌倉駅近くの大巧寺の境内を抜けて、小町大路を宝戒寺方面へ7、8分ほど歩くと、左手に妙隆寺。日蓮宗のお寺で、かつ鎌倉江の島七福神の一つで寿老人を祀る。

山門をくぐると向かいに本堂。左に酔芙蓉、右に百日紅。手前に寿老人のお堂。

これだけ花数があれば十分。一日花なので。

お昼過ぎの一番きれいな頃。ほろ酔いのピンク色。

紅白の百日紅。

暑い中、ここまで来た甲斐があった。ありがとうございます、寿老人さま。


(寿老画賛/仙厓和尚)

ここまでの道のりでアメリカノーゼンカズラを見つけたのもうれしかった。凌霄花(ノーゼンカズラ)に比べて、花の赤みが濃く、筒部が長い。トランペットの広がりが小さいので、別名コノウゼンカズラとも呼ばれている。北アメリカ原産で、ケンタッキー州の州花。日比谷公園にあるが、鎌倉では初めて見る。

凌霄花はエンゼルスカラーで霄(そら)を凌ぐ花なので、ぼくは大谷翔平の花としている。アメリカで活躍する翔平には、このアメリカ凌霄花の方がさらにお似合いかも。出会えて縁起がいいぞ。明日は休養十分で満塁44号

大巧寺のムラサキシキブが色づいてきました。秋がすぐそこのはずだが。

では、おやすみなさい。

いい夢を。

鳩サブレ本店内の大黒様

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六本木に大海獣現る

2023-08-22 10:16:06 | Weblog

おはようございます。

”猛暑のときは美術館に限る”、シリーズ第2弾で(笑)、六本木の東京ミッドタウンに出掛けた。日比谷線六本木駅を下車、目指すはサントリー美術館。途中で見慣れたこの彫刻が出迎えてくれる。このビルの竣工当初からあったような気がする。

安田 侃の彫刻作品で、大理石の『意心帰』という作品と地上部の『妙夢』で構成されている。作者によると、数十億年という時を経て作られた大理石は、この地球の一部です。その白い石『意心帰』を地下に戻しました。石に彫られた穴に身を沈めると地球の一部になり、静かな太古の声なき声が石から聞こえてきます。地上より太陽の光が差し込む時、その石は初めて光を視るように白い石の粒子は美しく息づきます。『意心帰』と地上の『妙夢』が共鳴し、空間全体が優しいヒューマンな場になることを願っています。とのこと。そういえば、みなやさしい顔になって休んでいる。

さらに歩くと、また巨大な彫刻が出現。これは初めて見るぞ。いったい何だ。角がある。牙もある。目をうしろに移すと、尾ひれもある。ということは海洋生物か。想像上の海獣かもしれない。

シャチのような尾ひれ。

中間部には巨大なヒレ。

いったい何で出来ているのか。皆、不思議に思う。

こんな花も。

案内板をみつけナットク。

野原に蘇ったシードラゴン物に魂が宿るという日本独特の考え方は、消費社会へのアンチテーゼである。万物に神が宿るというのも、オカルティックな話ではない。あたりまえにその心を持っていたいと思う

シードラゴンって?スマホで調べてみると、トゲウオ目ヨウジウオ科ヨウジウオ亜科のうち次の3属4種の呼び名。シードラゴン亜科にまとめられることもある。タツノオトシゴに似る、とある(Wiki)。そのひとつ、ウィーディーシードラゴンはこんな形(↓)をしている。大きさは記していないが、仲間のリーフィーシードラゴンは20-40cmほどとある。巨魚ではない。海藻に擬態しているそうだ。

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多少、彫刻と似ているところもあるが、大きさからいっても、やはり想像上の大海獣といったところだろうか。

作者は玉田多紀。はっ!平塚美術館で今、個展を開いている方ではないか。この日、そこへ行こうとしたら月曜休館であることを知り、突如、こちらに変更したのだった。ここでも会えるとは、心がつながったらしい(笑)。玉田多紀さんは古紙ダンボールのみで立体作品を造形される芸術家。このシードラゴンももちろん古紙ダンボール製。

東京ミッドタウンにはいろいろ魂の宿る生き物があちこちにいる。

今森光彦の虫の写真展のポスター。

ここの虫たちも良かったですよ。”虫めづる日本の人々”(サントリー美術館)。展覧会報告はのちほどに。

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!

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