こんばんわ。
新春一番の楽しみはシモバシラの霜華に出会うこと。シソ科植物、シモバシラの茎は冬になると枯れてしまうが、根はその後長い間活動を続けるため、枯れた茎の導管に水が吸い上げられ続ける。そして、外気温が氷点下になると、道管内の水が凍って、茎から霜華ができる(Wiki)。
ぼくの朝散歩道の柔らかい土に霜柱ができれば、まず100%シモバシラも霜華を咲かす。今朝は霜柱はなかったが、スマホのお天気アプリで今朝までの気温を調べると最低気温が0℃になっている。大船フラワーセンターは住宅地から離れているのでより気温は低くなる。零下になっているはず。よし、行ってみようと決断。イチかバチかの勝負、確率50%。
開門時間の9時ちょっと過ぎに到着。受付の方に開口一番、”シモバシラ出てますか”、と聞く。”今季初めてのシモバシラ、出てますよ!ただ正面玄関近くのはもう溶けてしまったかも。もみじ山のは大丈夫と思います”とうれしい返事。
さて、玄関口近くの群生地。ここのが一斉に霜華を咲かせてくれると見事なのだが。
残念ながら、もう全く霜華は消え失せていた。どうも根元にちょっと絡みつく程度だったのだろう。昨年は日除けカバーをつけていてくれたが、今年はなく、朝の日当たりで溶けてしまったようだ。
さて、次はもみじ山へ急ごう。おっ!にゃんこがここにあるよ、と教えてくれている。
そこに、初シモバシラ発見!二本の茎にそれぞれ綺麗な霜華。
大きさはこの程度。ボールペンの半分ほど。7センチほどか。最長30センチのこともあったから小型の方。でもしっかりした厚みのある霜の華。合格!
近くにスノードロップが咲いているが、その向こうにも二本のシモバシラ。霜と雪の名コンビ。
先ほどと同じ程度の大きさ。
もうひとつあり、合計5株のシモバシラ。まずまずですね。
多くの株がまとまっているここには出ていなかった。次回ために体力温存かな。
今シーズン、もう一度、見て見たい。それも30センチ程度の大物を!
本物の霜柱もばっちり。幼稚園生がざっくざっくと踏んでいた。
梅園もだいぶ進んできましたよ。
前回はこれだけだった。初雁。だいぶ花数が増えてきた。
今回、初シモバシラに合わせて初登場した品種。
八重茶青
八重寒紅
大盃
初シモバシラを祝してウインターチューリップは満開。2027横浜花万博までは生きたい(笑)。
初シモバシラの予感。
明けの明星と薄紅富士。
では、おやすみなさい。
いい夢を!