4月に京都旅行へ行った際、いつもならば新幹線内で読むようにと文庫本を一冊
持っていくのですが、その日はなぜか忘れてしまって、何時間も手持ち無沙汰に
なるのは辛いなぁと思って、ホームの売店でふと手にとった本があります。
突拍子もないタイトルと、可愛らしい表紙の写真のみで選んだものなのですが、
意外や意外、読んでみるとじわっと面白くて、旅行中カフェで読んだりホテルで
読んだりと、大活躍した一冊です
坂本司著の「和菓子のアン」という本です。少しだけミステリー的要素もあり、
ぐいぐい引き込まれるわけではないのですがついページをめくってしまいます
物語はとっても平凡な主人公の梅本杏子(通称・アンちゃん)が、デパ地下内の
和菓子店「みつ屋」で働き始めることから始まります。将来の夢もなく、普通に
高校を卒業したあと進路も決めずにどうしようかと考えていたところ、お菓子が
好きでデパ地下の雰囲気が大好きな彼女は、デパ地下内にあるとある和菓子店で
アルバイトを始めることになりました。
干菓子や上生菓子を扱う「みつ屋」には個性的な店長や店員達が集まりますが、
そこに訪れるお客さんとのやりとりから歴史と遊び心に満ちた和菓子の奥深い
魅力に目覚めていくという物語です
私も茶道を習っているので、ある程度季節の和菓子やその由来についての知識は
あるつもりでいましたが、この本を読むと新たな発見があったり、色でそんな
ことを表現する方法があるとはと驚いたり、和菓子の業界用語を知ることが
出来たりなど、和菓子に縁のある人にはとても面白い本だと思います
洋菓子と違ってテーマ性がはっきりしている和菓子は、その味や見た目だけでは
なく、由来や隠された意味なども含めて楽しめるものですよね
この本を読んで、和菓子の世界がより面白いものに思えました
持っていくのですが、その日はなぜか忘れてしまって、何時間も手持ち無沙汰に
なるのは辛いなぁと思って、ホームの売店でふと手にとった本があります。
突拍子もないタイトルと、可愛らしい表紙の写真のみで選んだものなのですが、
意外や意外、読んでみるとじわっと面白くて、旅行中カフェで読んだりホテルで
読んだりと、大活躍した一冊です
坂本司著の「和菓子のアン」という本です。少しだけミステリー的要素もあり、
ぐいぐい引き込まれるわけではないのですがついページをめくってしまいます
物語はとっても平凡な主人公の梅本杏子(通称・アンちゃん)が、デパ地下内の
和菓子店「みつ屋」で働き始めることから始まります。将来の夢もなく、普通に
高校を卒業したあと進路も決めずにどうしようかと考えていたところ、お菓子が
好きでデパ地下の雰囲気が大好きな彼女は、デパ地下内にあるとある和菓子店で
アルバイトを始めることになりました。
干菓子や上生菓子を扱う「みつ屋」には個性的な店長や店員達が集まりますが、
そこに訪れるお客さんとのやりとりから歴史と遊び心に満ちた和菓子の奥深い
魅力に目覚めていくという物語です
私も茶道を習っているので、ある程度季節の和菓子やその由来についての知識は
あるつもりでいましたが、この本を読むと新たな発見があったり、色でそんな
ことを表現する方法があるとはと驚いたり、和菓子の業界用語を知ることが
出来たりなど、和菓子に縁のある人にはとても面白い本だと思います
洋菓子と違ってテーマ性がはっきりしている和菓子は、その味や見た目だけでは
なく、由来や隠された意味なども含めて楽しめるものですよね
この本を読んで、和菓子の世界がより面白いものに思えました