今夜は娘の世話を夫にお願いして、イタリア料理教室へ行かせてもらいました
今日は手打ちパスタ中級コースを受講します。手打ちパスタは本当に色々な形の
ものがあるので、毎回知らない形のパスタを習えるのが楽しくて楽しくて
煮込み時間が必要なパスタソースから。パスタは「Pici con sugo di maiale」。
トスカーナ州のシエナの伝統料理で、日本では「うどんのようなパスタ」と形容
されることが多いそうです
イタリアではイノシシのラグーソースで出てくるのが定番ですが、日本では手に
入りづらいので、今日は豚肉で代用します。濃いめのソースが合うパスタです
小鍋にオリーブオイルをたっぷり入れ、潰したニンニク・鷹の爪を入れて香りを
オイルに移します。スライスした玉ねぎを入れて炒め、少ししんなりしてきたら
スライスしたパプリカも入れて更に炒めます。
フライパンにオリーブオイルをしき2cm角の大きさに切った豚肉に塩コショウを
してソテーします。お肉はカレー用の豚モモ肉を使用。ソテーしたら白ワインを
入れてアルコールを飛ばします。
玉ねぎとパプリカを炒めた小鍋にソテーした豚肉も加え、トマト缶・オレガノ・
水・塩コショウを入れて40~50分ほど、豚肉が柔らかくなるまで煮込みます。
煮込んでいるあいだにパスタ生地の準備をします。今日のパスタは珍しく薄力粉
入りのもの。ボウルに強力粉・薄力粉・ぬるま湯・塩・オリーブオイルを入れて
良く混ぜ合わせ、ひとまとまりになったら表面が滑らかになるまで捏ねます。
水ではなくてぬるま湯を入れるのは昔からの作り方なのだとか。捏ねあがったら
ラップに包んで1時間ほど休ませます。
次はメインを準備しますね。今日のメインは「Cappon magro」。リグーリア州の
郷土料理で、本来は貧しい人たちが食べていたものが、宮廷料理にまで発展した
一品なのだそうです
大人数用のお料理で、野菜の上に魚介をピラミッドのように積み上げて、そこに
サルサ・ヴェルデというソースをかけるもので、「サラダの女王」とも呼ばれて
いるお料理です。前菜として食べてもメインとして食べても良いのだとか
サルサ・ヴェルデ(=緑のソース)はもともと北イタリア全体で食べられている
ソースです。魚介の焼いたものや茹で野菜と良く合いますが、冷えていると少し
トロッとした感じになるので、冷たいまま使う方がおすすめです
イタリアンパセリ・にんにく・アンチョビ・ケッパー・白ワインビネガー・塩・
オリーブオイル・ゆで卵を全てミキサーにかけるだけで出来上がり
野菜や魚介は好みのもので良いですが、今日の野菜はじゃがいもとインゲンを。
魚介は海老・鯛・帆立です。野菜は魚介の下に敷くので、あまりゴロゴロしない
ようなカットにしたほうが良いとのことで、じゃがいもはスライスして茹でて、
時間差でインゲンや魚介を入れて茹でます
あとは食べる直前にサルサ・ヴェルデをかければメインの完成
そして前菜の準備をします。今日の前菜は「Pate di fegatini di pollo」。
トスカーナ州で食べられているイメージの強いお料理ですが、イタリア全土でも
食べられているそうですよ。焼いたバゲットにパテを乗せて、クロスティーニに
して食べるのが一般的
今日の作り方はバターなども入れて、レバーの苦手な人にも食べやすいレシピに
なっているそうです。レバーが苦手でない人はバターは入れなくても大丈夫
鶏レバーは脂と筋を取り除き、20分ほど牛乳に浸して臭みを取ります。下処理が
面倒ですがここは丁寧に。フライパンにオリーブオイルをしいて、みじん切りに
した玉ねぎとニンニクをセージと一緒に炒めます。セージ以外に、ローズマリー
など香りの強いハーブでも良いそうです
水気を拭きとったレバーも加えて炒めてから、塩コショウをして味を調えます。
レバーはあまり炒めすぎないほうが色も綺麗で食感も滑らかに仕上がりますが、
レバーが苦手な方はしっかり炒めても大丈夫ですよ。ブランデーとマルサラ酒を
加えて軽く煮詰めたら、火を止めて冷まします。
冷めたらアンチョビ・ケッパーを入れてミキサーにかけ、ペースト状になったら
バターも加えて混ぜ合わせ、塩コショウで味を整えれば完成です。あとは食べる
直前にバゲットを焼いて乗せるだけ
最後にパスタを形成します。今日はうどんのようなしあがりにするので、あまり
薄く伸ばしたりはしません。パスタマシーンがなければ麺棒で伸ばしてもOK
パスタマシーンの一番厚いメモリの設定で何度か折りたたみながら生地を伸ばし
たら、包丁で5mm幅にカットして、それを手で転がして細長く伸ばしていきます。
一本一本伸ばすのでなかなか根気のいる作業ですが、細長い麺がたくさんできて
来るのをみていると楽しくて、どんどん伸ばしてしまいます
出来上がったパスタを茹で、煮込んで水分がほとんどなくなったラグーソースと
混ぜ合わせ、粉チーズを加えて乳化させて、塩コショウで味を調えれば完成。
全てできあがったところで、お待ちかねの試食タイムです
前菜はトスカーナ風レバーパテのクロスティーニ。私はレバー自体はあまり得意
ではなかったのですが、こちらのパテにはバターが入っているので、あの独特の
ザラっとした舌触りが滑らかになっていて、お酒などで臭みも十分消えていて、
私でも美味しく食べることができました
パスタはピーチ・豚肉とペペローニの煮込みソース。うどんというよりは、よく
小中学校の給食などで出てくる「ソフト麺」に近い食感ですが、しっかりとした
お味のラグーソースに良く合っていて、とっても美味しかったです
メインはカッポンマグロ。今日は一人分なので見た目は普通ですが、レストラン
などで出てくるときには、これでもかというほど積みあがっているそうですよ。
オーダーも10人くらいからでないと受け付けないほどだとか
パセリの香りが爽やかなサルサ・ヴェルデで、美味しく頂きました
食後はコーヒーを淹れて頂いてホッとひと息。
今はこうして月に2~3回ほどこちらのお教室に通わせて頂いていますが、今年は
メニューの改定を予定されていないようですので、6月末にはほとんどのコースを
受講し終わってしまうため、足繁く通うのはあと5か月ほどになりました
夏以降はデザートコースなどを単発で受講するか、作ってみたいものを集めて、
プライベートレッスンをお願いすることになると思います
先日体験でお伺いしたフランス料理教室は年に8回ほどしかないようなので、予定
よりも早めになりますがもう次回から本格的に通い始めるつもりでいます
7月以降は茶懐石と、夜にやっているお教室があればパン教室にも通いたいなぁ
このお教室ですっかりお料理にハマってしまったので、これからも月に2回程度は
お料理関係のお教室に通って行きたいと思っています
今日は手打ちパスタ中級コースを受講します。手打ちパスタは本当に色々な形の
ものがあるので、毎回知らない形のパスタを習えるのが楽しくて楽しくて
煮込み時間が必要なパスタソースから。パスタは「Pici con sugo di maiale」。
トスカーナ州のシエナの伝統料理で、日本では「うどんのようなパスタ」と形容
されることが多いそうです
イタリアではイノシシのラグーソースで出てくるのが定番ですが、日本では手に
入りづらいので、今日は豚肉で代用します。濃いめのソースが合うパスタです
小鍋にオリーブオイルをたっぷり入れ、潰したニンニク・鷹の爪を入れて香りを
オイルに移します。スライスした玉ねぎを入れて炒め、少ししんなりしてきたら
スライスしたパプリカも入れて更に炒めます。
フライパンにオリーブオイルをしき2cm角の大きさに切った豚肉に塩コショウを
してソテーします。お肉はカレー用の豚モモ肉を使用。ソテーしたら白ワインを
入れてアルコールを飛ばします。
玉ねぎとパプリカを炒めた小鍋にソテーした豚肉も加え、トマト缶・オレガノ・
水・塩コショウを入れて40~50分ほど、豚肉が柔らかくなるまで煮込みます。
煮込んでいるあいだにパスタ生地の準備をします。今日のパスタは珍しく薄力粉
入りのもの。ボウルに強力粉・薄力粉・ぬるま湯・塩・オリーブオイルを入れて
良く混ぜ合わせ、ひとまとまりになったら表面が滑らかになるまで捏ねます。
水ではなくてぬるま湯を入れるのは昔からの作り方なのだとか。捏ねあがったら
ラップに包んで1時間ほど休ませます。
次はメインを準備しますね。今日のメインは「Cappon magro」。リグーリア州の
郷土料理で、本来は貧しい人たちが食べていたものが、宮廷料理にまで発展した
一品なのだそうです
大人数用のお料理で、野菜の上に魚介をピラミッドのように積み上げて、そこに
サルサ・ヴェルデというソースをかけるもので、「サラダの女王」とも呼ばれて
いるお料理です。前菜として食べてもメインとして食べても良いのだとか
サルサ・ヴェルデ(=緑のソース)はもともと北イタリア全体で食べられている
ソースです。魚介の焼いたものや茹で野菜と良く合いますが、冷えていると少し
トロッとした感じになるので、冷たいまま使う方がおすすめです
イタリアンパセリ・にんにく・アンチョビ・ケッパー・白ワインビネガー・塩・
オリーブオイル・ゆで卵を全てミキサーにかけるだけで出来上がり
野菜や魚介は好みのもので良いですが、今日の野菜はじゃがいもとインゲンを。
魚介は海老・鯛・帆立です。野菜は魚介の下に敷くので、あまりゴロゴロしない
ようなカットにしたほうが良いとのことで、じゃがいもはスライスして茹でて、
時間差でインゲンや魚介を入れて茹でます
あとは食べる直前にサルサ・ヴェルデをかければメインの完成
そして前菜の準備をします。今日の前菜は「Pate di fegatini di pollo」。
トスカーナ州で食べられているイメージの強いお料理ですが、イタリア全土でも
食べられているそうですよ。焼いたバゲットにパテを乗せて、クロスティーニに
して食べるのが一般的
今日の作り方はバターなども入れて、レバーの苦手な人にも食べやすいレシピに
なっているそうです。レバーが苦手でない人はバターは入れなくても大丈夫
鶏レバーは脂と筋を取り除き、20分ほど牛乳に浸して臭みを取ります。下処理が
面倒ですがここは丁寧に。フライパンにオリーブオイルをしいて、みじん切りに
した玉ねぎとニンニクをセージと一緒に炒めます。セージ以外に、ローズマリー
など香りの強いハーブでも良いそうです
水気を拭きとったレバーも加えて炒めてから、塩コショウをして味を調えます。
レバーはあまり炒めすぎないほうが色も綺麗で食感も滑らかに仕上がりますが、
レバーが苦手な方はしっかり炒めても大丈夫ですよ。ブランデーとマルサラ酒を
加えて軽く煮詰めたら、火を止めて冷まします。
冷めたらアンチョビ・ケッパーを入れてミキサーにかけ、ペースト状になったら
バターも加えて混ぜ合わせ、塩コショウで味を整えれば完成です。あとは食べる
直前にバゲットを焼いて乗せるだけ
最後にパスタを形成します。今日はうどんのようなしあがりにするので、あまり
薄く伸ばしたりはしません。パスタマシーンがなければ麺棒で伸ばしてもOK
パスタマシーンの一番厚いメモリの設定で何度か折りたたみながら生地を伸ばし
たら、包丁で5mm幅にカットして、それを手で転がして細長く伸ばしていきます。
一本一本伸ばすのでなかなか根気のいる作業ですが、細長い麺がたくさんできて
来るのをみていると楽しくて、どんどん伸ばしてしまいます
出来上がったパスタを茹で、煮込んで水分がほとんどなくなったラグーソースと
混ぜ合わせ、粉チーズを加えて乳化させて、塩コショウで味を調えれば完成。
全てできあがったところで、お待ちかねの試食タイムです
前菜はトスカーナ風レバーパテのクロスティーニ。私はレバー自体はあまり得意
ではなかったのですが、こちらのパテにはバターが入っているので、あの独特の
ザラっとした舌触りが滑らかになっていて、お酒などで臭みも十分消えていて、
私でも美味しく食べることができました
パスタはピーチ・豚肉とペペローニの煮込みソース。うどんというよりは、よく
小中学校の給食などで出てくる「ソフト麺」に近い食感ですが、しっかりとした
お味のラグーソースに良く合っていて、とっても美味しかったです
メインはカッポンマグロ。今日は一人分なので見た目は普通ですが、レストラン
などで出てくるときには、これでもかというほど積みあがっているそうですよ。
オーダーも10人くらいからでないと受け付けないほどだとか
パセリの香りが爽やかなサルサ・ヴェルデで、美味しく頂きました
食後はコーヒーを淹れて頂いてホッとひと息。
今はこうして月に2~3回ほどこちらのお教室に通わせて頂いていますが、今年は
メニューの改定を予定されていないようですので、6月末にはほとんどのコースを
受講し終わってしまうため、足繁く通うのはあと5か月ほどになりました
夏以降はデザートコースなどを単発で受講するか、作ってみたいものを集めて、
プライベートレッスンをお願いすることになると思います
先日体験でお伺いしたフランス料理教室は年に8回ほどしかないようなので、予定
よりも早めになりますがもう次回から本格的に通い始めるつもりでいます
7月以降は茶懐石と、夜にやっているお教室があればパン教室にも通いたいなぁ
このお教室ですっかりお料理にハマってしまったので、これからも月に2回程度は
お料理関係のお教室に通って行きたいと思っています