Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

お茶のお稽古 / おうちごはん(イタリア料理:シチリア料理・2月)

2015-02-21 23:58:46 | おうちごはん
実は一昨日から娘がインフルエンザにかかってしまい、昨日の夜には解熱したの
ですが、保育園へは最低でも火曜日いっぱいは登園禁止。一昨日と昨日は、母に
看てもらえたおかげで助かりました。どうしても仕事が抜けられなくて…

今日は朝一番でお茶のお稽古へ行ってしまって、その後はゆっくりと娘と遊んで
過ごしていました。子供の体力はすごいもので、解熱したとたん遊びたくて仕方
ないようで、元気に走り回っています

今日のお稽古は、2月に入ったので大炉のお点前をさせて頂きました。裏千家には
大炉という通常の炉よりもかなり大きな炉を切って行うお点前があり、宗家では
2月のあいだだけ、この大炉を切ったお部屋が開かれます

炉は大きくなるものの釜の大きさは変わらないので、その隙間から炉灰の様子が
見られるため侘びの強い茶席となって、さらには燃える炭からの熱が茶室の中に
広がりやすいため、2月という寒さの一番厳しい時期にぴったりなのです

ただ、大炉は「逆勝手」に切ることになっているためお点前が全て通常とは逆に
なるので、足の運びやお道具を置く位置も逆で、なにかと混乱しやすいのです。
案の定、今日のお点前はお師匠さんにご指導頂きながらのお点前になりました

お菓子はこの時期らしく可愛らしい鶯を模した「うぐいす餅」で「伊勢屋」製。
お軸は「一剣依天寒(いっけん てんによってさむし)」と書かれた墨蹟です。
茶花は深い赤の「ト伴」椿と、白梅が一枝活けられていました。

娘はまだタミフルを飲んでいるので、いつもの土日よりも早めに寝かしつけて、
それからディナーの準備をしました

今日のお料理のレッスン記事はこちら↓
【イタリア料理教室:シチリア料理編・2月】
【イタリア料理教室:プライベートレッスン編・第2回】


前菜はシチリア風ライスコロッケです。イタリア語ではアランチーニ(=小さな
オレンジ)と呼ばれるこのお料理。その名の通り、オレンジをイメージして中に
詰めるお米はサフランで黄色く色を付けます

日本でも定着しているアランチーニ。作るのは面倒ですが、食べるのがなんだか
楽しくなるような一品です



パスタは手打ちパスタ・マッシュルームソースのタリオリーニ。本来はこちらの
コースのパスタは、アーモンドとケッパーを使った別のパスタだったのですが、
夫がケッパー味の強さが苦手だったようで、封印メニューとなりました

そのため以前プライベートレッスンで習ったパスタを変わりに組み込みました。
ふわふわの手打ちタリオリーニとマッシュルームソースは相性抜群


メインはタラのメッシーナ風。淡泊なタラはトマトと良く合って、冬のシチリア
料理では同じ組み合わせで良く出てきますね。イタリア料理を習い始めてから、
タラの消費量がぐんと増えました