Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

お茶のお稽古(別誂え・薄朱鷺色菊尽くし柄小紋) / おうちごはん(イタリア料理:手打ちパスタ中級・10月)

2015-10-17 23:46:20 | 着物
9月のシルバーウィーク以降、休日に何かと用事が入っていて忙しい日々が続いて
いましたが、今週からはようやく落ち着いた週末を過ごすことができそうです

今日もお茶のお稽古以外には特に用事の無い一日でしたので、朝から身支度して
着物を着て、朝一番でお茶のお稽古へ行ってきました


今日は待ちに待った、出来たての小紋の初おろしです。10月に着るためにと春先
から別誂えを初めて、先月末に届いたばかりのできたてほやほやの着物と帯


10月といえば菊の最盛期ですので、菊尽くし柄の小紋を作りました。地色は淡く
明るい暖色系にしたかったので、ピンクを選びました。柄の色も暖色系の橙色や
深い赤や黄土色を中心にしてもらい、優しい印象に仕上げました

帯は着物の柄を引き立てるようにすっきりしたデザインで、それでいて地味には
ならないように使う色にこだわりました


着物は変わり七宝の地模様のある唐織地をごく淡いピンク色に染め上げ、そこに
菊の花の丸を中心として、乱菊や小菊などを散らした別誂えの可愛らしい小紋

帯は塩瀬地をごく淡いアイボリー色に染めて、その上から紫・橙・鶸色といった
はっきりした色合いで、遠山ぼかしの柄を描いた別誂えの染め名古屋帯。

帯揚げは菊唐草地紋のある白い綸子地に赤い絞りで桔梗が描かれている輪出し。
帯締めは明るい橙色の冠組。

今日のお稽古は流し点てをさせて頂きました。年に数回お稽古するこの流し点て
ですが、そもそもお客様と近い位置でお話をしながらお茶を差し上げるのが目的
なので物を置く位置がきっちりとは決まっていないため、毎回戸惑います

お菓子は栗で有名な長野県・小布施市の和菓子屋さんによる「栗羊羹」でした。
お軸は「時雨洗紅葉(しぐれ こうようを あらう)」と書かれた短冊でした。
茶花は浜菊・薙刀香薷・刈萱が籠の花入れに活けられていました。

午後からは夫と交代して、夫がお茶のお稽古へ。私は着替えてから娘を連れて、
実家へ遊びに行きました


ちょうど移動の車内で娘がお昼寝タイムに入ったので、そのあいだにダイニング
テーブルに飾るフラワーアレンジメントを作りました


今日は深い赤のガーベラをメインに、中心にはガーベラと同じ色のバラを置き、
淡いオレンジベージュのマム、オレンジベージュのバラ、少しオレンジがかった
ピンク色のスプレーカーネーションに、バラの実やグリーンを合わせて

だいぶ寒くなってきたので秋らしい色使いにしたくて、普段はなかなか使わない
赤をメインカラーに選びました

夜は早めに娘を寝かしつけて、夫婦2人でゆっくりディナータイムです

今日のお料理のレッスン記事はこちら↓
【イタリア料理教室:手打ちパスタ中級編・10月】


前菜はオリーベ・アッラ・スコラーナ。浅漬けで種離れの良い大きなオリーブを
使って、中に詰め物をして揚げたお酒のおつまみに最適なお料理です。りんごの
皮を剥く要領で種から味を外すのですが、これがけっこう大変…


パスタは手打ちパスタかぼちゃのニョッキ。ニョッキ型が活躍する機会が少ない
ので今日は久しぶりに使えてとっても楽しかったです。じゃがいものニョッキも
大好きですが、かぼちゃのニョッキは甘みがあってクリームソースと相性抜群


メインはカッスーラ。その名の通りキャセロール鍋を使いコトコト煮込んで作る
お料理で、豚肉に旨味がぎゅっと染み込んでとっても美味しい一品。冬には体が
とっても温まって嬉しいですね