Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

お茶のお稽古(千總・山吹色地七宝花束柄小紋) / おうちごはん(イタリア料理:基本・11月)

2015-10-24 23:21:18 | 着物
今日は今月3回目の着物でのお稽古。出産前には毎週着物で通っていたお稽古も、
出産してからはお洋服で通うことが多くなっていましたが、今年に入ってからは
月に2回ほどは着られるようになってきました

やはり着物でお稽古に通えるのはとても嬉しくて週末が近づくのが楽しみです


着られる機会が少なくなるとどうしても気に入った着物に偏ってしまいますが、
今日もそんな1枚を選びました

着物を定期的に着始めた初期に買った着物で、その頃はまだ袖丈にまで気を使う
ことが出来ていなかったので、袖丈が1尺3寸と短く、せっかく可愛い着物なのに
それだけがもったいなかったなぁと思っています


とっても綺麗な山吹色なので、まるでたんぽぽの花のようで春に着ることも多い
着物ですが、秋に着ると紅葉にも良く映えて綺麗なのです

着物もそれなりにはっきりとした色ですが帯もぼんやりしたものよりははっきり
したものを合わせたほうが良く合うようで、黒や鶸色や赤など、色々と冒険して
みているところです。今日は鶸色の帯で色の対比を楽しんでいます

この組み合わせだと秋らしい色合いに感じるのが不思議です。


着物はシボの高い縮緬地を深みのある山吹色に染め上げ、橙色や紫色を効かせた
色で桜・菊・橘などの花束や七宝が描かれた、可愛らしい「千總」の総柄小紋。

帯は濃いめの鶸色の塩瀬地に、可愛らしいふくら雀が描かれた染め名古屋帯。
帯揚げは地模様のある白い綸子地に、赤い絞りで桔梗の柄が表現された輪出し。
帯締めは明るい橙色の冠組。

今日のお稽古は茶入れ飾りという飾り物のお点前をさせて頂きました。飾り物は
何度かやっていますので、少し覚えてきたような気がします

私のお点前のときにお客様をして下さった方は今日が始めてのお稽古日で、まだ
お茶の飲み方も良くわからない状態なのに、長いお点前の濃茶で少し大変そう
お付き合い頂きありがとうございました

お菓子は綺麗な赤色に色づいた紅葉を模した可愛い「秋紅葉」で「伊勢屋」製。
お軸は「寒山捨得」の「捨得」だけを力強く描いた、中国で作られた画賛です。
茶花はワレモコウ・糸薄・ホトトギス・紫苑・タデの5種が籠花入れに。


午後は夫と交代して、娘を連れて実家へ行ってきました。実家ではいま、干し柿
作りが最盛期を迎えていました

親戚の家で成る柿が食べきれないということで毎年たくさん頂くのですが、より
美味しく食べる方法として、数年前から行って干し柿作りをしています

やはり重ねるごとに上手になっているようで、今年はと~っても綺麗な干し柿が
出来ています。第一弾が出来上がったので、いくつかもらってきました。明日の
ディナーの懐石料理で、デザートに添えようと思います

夜は少し早めに娘を寝かしつけて、夫とゆっくりディナータイム

今日のお料理のレッスン記事はこちら↓
【イタリア料理教室:基本編・11月】


前菜はパッパ・アル・ポモドーロ。イタリア版おかゆといった感じのお料理で、
硬くなってしまったパンを再利用するためのメニューですが、トマト缶で煮混み
バジルを散らしてチーズをかけますので、お味はしっかりして美味しいです


パスタはボッタルガのスパゲティ。ピリ辛オイルベースのパスタなのでツルっと
食べられます。年に数回しかボッタルガを使わないので、以前ずっと使っていた
ものは夏にボッタルガの冷製パスタを作ったあと捨ててしまっていたのですが、
今回はパウダーを買って冷凍保存することにしました


メインは豚肉のミルク煮。やはり冬になるとコトコトじっくりと煮込んだ煮込み
料理が恋しくなってきますよね。食べたあとの体の温まり方も違う気がします