Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

お茶のお稽古(千総・紫地紙風船柄小紋)/ おうちごはん(イタリア料理・シチリア料理・11月)

2015-11-07 23:12:46 | 着物
今日も朝から良いお天気で気持ちの良い一日でしたね

だんだんと冬至が近づき始めて夜明けが遅くなってきましたので、平日は薄暗い
時間に起きますが、休日は空が明るくなってから目覚めるので嬉しいです

今日も着物を着てお稽古に行きたかったので身支度をして朝一番でお稽古へ


こちらの着物は柄からいうと特に季節の制限はない着物なのですが、この地色が
とっても綺麗な京紫色で、秋の紅葉した木々によく映えますので、いつも11月に
なると着ている一枚です

こちらも着物を定期的に着始めた初期のころに買った着物なので袖丈が1尺3寸と
短くて、可愛い着物なのにもったいないことをしました


着物の色の印象が強いので、いつも帯は控えめな色を合わせています。白や淡い
黄色やごく薄いピンクなどですが、最近はこの帯との組み合わせがお気に入り。
どちらも「丸いフォルム」繋がりで、柄もとっても可愛らしいのです


着物はサラッとした縮緬地を深い京紫色に染め上げ、桜・紅葉・菊などの細かい
文様が施された紙風船がぽんぽんと飛んでいる、とても可愛い「千総」の小紋。

帯は柄と同じ地模様のある淡い黄色の生地に、可愛らしい色使いの色糸で大きな
大和鈴が織り出されている、京都・西陣の老舗「藤原織物」の唐織の名古屋帯。

帯揚げは菱形地模様の白い綸子地に、ピンクの絞りで葵柄が表現された輪出し。
帯締めはこのところ同じものが続きますが、明るい橙色の冠組。


この袖丈の着物には、いつもは少し濃いめのピンク色の長襦袢を合わせているの
ですが、半襟を取り換え忘れていたので急遽しばらくの間眠らせていた長襦袢を
出してきて合わせました

地模様のある綺麗な赤い綸子地に白で梅や楓の絞りが施されているもので、色が
少し派手かなと思ってしばらく封印していたのです

久しぶりに着てみるとお茶のお師匠さんにも褒めて頂いて、まだまだ大丈夫だと
太鼓判を押して頂けたので、これからは度々使ってみようかと思います

輪出しの長襦袢は大好きなので、ピンク地に赤い絞りのものを誂えたいです

今日は11月に入ったということで茶室も風炉から炉に変わっていました。11月は
茶人にとってお正月にあたりますので、今日は着物でお稽古にいらっしゃる方が
多かったような気がしました

お稽古では玄々斎のお好みの更好棚を使った薄茶のお点前をさせて頂きました。
お客様をしてくださったのが今日が初めてのお稽古の方で、私も緊張してかなり
汗をかきながらのお稽古になりました

お菓子は先生の奥様お手製の「粟ぜんざい」。裏千家では11月の炉開きの茶事で
必ず粟ぜんざいがふるまわれますので、こちらのお社中でも11月の初稽古には、
粟ぜんざいを頂くことになっています

お軸は「山呼萬歳聲(やまはよぶ ばんざいのこえ)」と書かれた墨跡でした。
茶花は炉開きに合わせて白い「初嵐」椿が活けられていました。

午後は夫と交代して、娘を連れて実家へ遊びに行きました


今日も娘のお昼寝タイムを利用して、ダイニングテーブルに飾るアレンジメント
作りをしていました


今日は淡いオレンジのカーネーションをメインに、赤いガーベラ、少し深い赤の
スプレーバラ、グリーンの菊、赤いアイビーを合わせて秋色コーディネートに。

夜は早めに娘を寝かしつけて、夫婦でゆっくりとディナータイム

今日のお料理のレッスン記事はこちら↓
【イタリア料理教室:シチリア料理編・11月】


前菜はインサラータ・リンフォルツォ。数日冷蔵庫での保存が可能なお料理で、
パーティーの多い年末にかけて作られることの多い一品だそうです。色合いも、
カリフラワーの白とパプリカの赤なので、クリスマスっぽいですよね



パスタはシチリア風パスタ・アル・フォルノ。茹でたパスタとソースを合えた
ものをオーブンで焼くお料理で、こちらも焼き直しがきくのでパーティー向けの
お料理です。シチリア独特のアネレッティというパスタを使っています


メインはチーズ入り挽き肉のナス巻き。茄子とひき肉は相性が良いので我が家も
良くグラタンなどにしますが、こうして巻いてみるとまた違って良いですよね。
こちらもオーブン焼きなので、パーティーで出しやすい一品です



今週はドルチェにガトーショコラを作りました。寒くなってくると、こういった
こってりしたものが食べたくなりますね。生クリームを添えて