Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

手捏ねパン教室【初級・5回目:ベリーチーズクリーム】

2015-10-26 23:21:48 | 手捏ねパン
今夜は夫に娘の世話をお願いして、手捏ねパン教室ヘ行かせてもらいました


今日はベリーチーズクリームを作ることに。ハムマヨコーン・フォカッチャ・
ベリーチーズクリームの3種類から選ベたのですが、色々なアレンジが効くので、
自宅でのリピート率が高いというベリーチーズクリームに決定

ボウルに強力粉・ドライイースト・溶き卵黄・砂糖を入れます。いつもと同じく
強力粉は全体の半量、ドライイーストと砂糖はお隣同士に、溶き卵はイーストに
触れないよう強力粉で壁を作って入れます。

40度くらいに温めておいたぬるま湯をドライイーストめがけてー気に流し入れ、
イーストがダマにならないよう木ベラでしっかり粘りがでるまで練り混ぜます。

別のボウルに残りの強力粉・バター・塩を入れておき、これを先ほどのボウルに
一度に入れます。木ベラでさっくり混ぜたら捏ね台の上に出します。

手のひらを使い生地を押し伸ばすようにしてしっかり捏ねます。今回は副材料の
バターや卵黄などがたくさんあるので、ベッタリ捏ね台につくようなまとまりの
悪い生地ですが、根気よくジェラートのようになるまで捏ねていきます。

しっかり捏ねてキメが細かく柔らかくなったら、スケッパーなどでひとまとめに
してから、軽くX字型に転がすようにして捏ねていきます。ひとまとめにした時に
べたべたと手に付く感じがしたら、おにぎりを握るように何度か生地を握って、
生地を落ち着かせてあげるのがポイントです


捏ねあがった生地を丸めてとじ目を下にしてボウルに入れ、ラップを被せたら、
40度で30分ほどー次発酵させます。


発酵した生地はガス抜きをして6分割にしてそれぞれもうー度丸めなおして、濡れ
ふきんをかけて10分のベンチタイム。



とじ目を下にして生地を手で10cmほどの円形に伸ばしたら、8cmのセルクル型を
使って中央の生地をくり抜き、生地を8cmの円と10cmの輪に分けます。


8cmの円をオーブンシートに載せて手で少し伸ばし10cmの輪の内側に手を入れて
伸ばしつつ、八の字に交差させて2重の輪を作り、8cmの円の上に乗せます。


これで器のような形になるので、中に常温のクリームチーズ・砂糖・レモン汁を
合わせたものを入れて、中央を少しくぼませてブルーベリージャムを乗せたら、
ラップと濡れふきんをそっとかけて20分ほど二次発酵。


二次発酵後に回りに卵白を塗り、砂糖をまぶしたらオーブンへ。190度に予熱した
オーブンで13分焼いて完成です

今回はクリームチーズ×ブルーベリージャムという組み合わせで作りましたが、
タルトのように使える生地なので中身は何でも良いそうで、意外とおかずパンに
して食べる方が多いのだとか

ホワイトソース×ベーコンとコーン、ミートソース、カレーやシチューなどと、
冷えた状態である程度固まるものであればお夕飯の余りものが活躍します

何も入れない状態で焼いておいて、冷めてから、カスタードクリーム×フルーツ、
生クリーム×チョコレートなども美味しいのだそうですよ

色々なバリエーシヨンで作ることができるのでとても活躍しそうなレシピです


今日もお弁当を持って公園へ / おうちごはん(プチ懐石料理・2015年10月)

2015-10-25 23:21:35 | おうちごはん
今日は昨日よりも風が強くて風が吹くと肌寒い陽気でしたが、午前中はいつもの
公園に遊びに行ってきました


いつもは長い滑り台に何度も何度も挑戦するのですが、今日はそういう気分では
無かったようで、いろいろな動物の形の乗り物に乗ってみたり、アスレチックで
遊んでみたりしていました



アスレチックでは縄で組まれたはしごも器用に登り、登りきれたのは良いものの
あまりの高さに怖くなって泣いてしまう場面も。挑戦する気持ちは満々ですが、
その先の想像力はまだ働いていないのですね

ひとしきり遊んだ後は、いつもの芝生スペースに移動してランチタイム。今日は
風が強かったので、テントを広げてテントの中でくつろぎました


今日のお弁当は鮭おにぎり、鶏そぼろの炊き込みおにぎりという2種おにぎりに、
ヤングコーン・人参・アスパラガスの豚肉巻き、ミニトマト、枝豆、かぼちゃの
煮物、そしてりんごを用意しました

全て娘も食べられるメニューにしたのでおかずは人の分まで食べてしまうほど、
パクパク食べてくれました


午後は家でお絵かきをしたり、実家へ遊びに行ったり。リビングにおいてあった
自分のサングラスを見つけて、室内なのにサングラスをかけながらお絵かきして
いました。これで色がわかるのかなぁ


実家では、ずーっと銀杏割りをしていました。今夜のプチ懐石料理に使う銀杏。
銀杏も色々な種類がありますが、なかでも愛知県産が良いと先生にお伺いして、
愛知県産の「藤九郎」という銀杏を選びました。粒がとっても大きく、殻が薄い
のが特徴で、とても割りやすかったです

夜は早めに娘を寝かしつけて、ゆっくりプチ懐石のディナーを楽しみました

今日のお料理のレッスン記事はこちら↓
【プチ懐石料理教室:2015年10月】


今回のお料理はそれほど手間のかかるものは無かったので、いつもよりもだいぶ
スムーズに作ることができました。こうしてきちんとした和食を作るのに少しは
慣れてきたのもあるのでしょうか


先週作ったフラワーアレンジメントがまだ綺麗に咲いていたので、今週は新しく
作らなかったのですが、せっかくの懐石なので、今日だけ綺麗な菊を竹製の籠に
活けてみました。緑色の糸菊がとっても綺麗です


先附は「翡翠銀杏」。銀杏は殻を割って紙袋に入れてレンジでチンして食べる、
とっても簡単な方法しか知らなかったのですが、こうして素揚げするとこんなに
美味しくなるなんてびっくりです。翡翠色に透き通って綺麗ですね

緑色の銀杏の葉と松葉を添えると、まるで自宅のテーブルではないようです


向付は「秋刀魚と秋映のサラダ」。ちょうど家の近くのスーパーでも「秋映」の
りんごが売っていましたので、レシピ通りに作ることができました。りんごは
品種によって本当に味が違いますが、酸味が強めで美味しいりんごでした

夫が秋刀魚の匂いが気になるようでしたので、ドレッシングにはスダチの果汁を
入れて爽やかさをプラスしました


蒸し物は、「秋鮭といくらの親子茶碗蒸し」。加工されているいくらを買って
こようかと思いましたが、復習のつもりできちんと筋子から手で外して塩漬けに
して作りました。とろとろの茶わん蒸しとわさびの乗ったいくらが合いますね


炊き合わせは「ビーフシチュー・八丁味噌仕立て」。今日食べるのは2人ですが、
明日のお夕飯にもしようと思って、かなり量を多めに作りました。圧力鍋に入る
ギリギリの量を作ったので、娘にもぜひ食べて欲しいです


ご飯は「秋刀魚と茸の炊き込みご飯」。こちらは土鍋にいっぱいに作ったので、
翌日になると臭みが出るので、余った分はすぐに冷凍しました。お魚とキノコが
大好きな娘も喜んで食べてくれるかな


水物は「わらびもち」。お教室では本わらび粉を使いましたが本わらび粉100%の
ものを売っているところがなかなか無くて今日は普通のわらび粉を使いました。

ふつう「わらび粉」と言って売られているのは、実は馬鈴薯でんぷんで、本当は
わらびを使っていないのです。本わらび粉100%のものはとても高価なので…

わらびもちだけだと寂しかったので、実家でもらってきた父の手作りの干し柿も
添えて出しました。柿好きの夫も大喜びです

懐石を作るのは最初はとても大変に感じていましたが、4回目になって、ようやく
コツがつかめてきたのか慣れたのか、それほど大変に思わなくなってきました。

何事も、初めは大変でも少し耐えて頑張ると、どんどん楽しくなるものですね


お茶のお稽古(千總・山吹色地七宝花束柄小紋) / おうちごはん(イタリア料理:基本・11月)

2015-10-24 23:21:18 | 着物
今日は今月3回目の着物でのお稽古。出産前には毎週着物で通っていたお稽古も、
出産してからはお洋服で通うことが多くなっていましたが、今年に入ってからは
月に2回ほどは着られるようになってきました

やはり着物でお稽古に通えるのはとても嬉しくて週末が近づくのが楽しみです


着られる機会が少なくなるとどうしても気に入った着物に偏ってしまいますが、
今日もそんな1枚を選びました

着物を定期的に着始めた初期に買った着物で、その頃はまだ袖丈にまで気を使う
ことが出来ていなかったので、袖丈が1尺3寸と短く、せっかく可愛い着物なのに
それだけがもったいなかったなぁと思っています


とっても綺麗な山吹色なので、まるでたんぽぽの花のようで春に着ることも多い
着物ですが、秋に着ると紅葉にも良く映えて綺麗なのです

着物もそれなりにはっきりとした色ですが帯もぼんやりしたものよりははっきり
したものを合わせたほうが良く合うようで、黒や鶸色や赤など、色々と冒険して
みているところです。今日は鶸色の帯で色の対比を楽しんでいます

この組み合わせだと秋らしい色合いに感じるのが不思議です。


着物はシボの高い縮緬地を深みのある山吹色に染め上げ、橙色や紫色を効かせた
色で桜・菊・橘などの花束や七宝が描かれた、可愛らしい「千總」の総柄小紋。

帯は濃いめの鶸色の塩瀬地に、可愛らしいふくら雀が描かれた染め名古屋帯。
帯揚げは地模様のある白い綸子地に、赤い絞りで桔梗の柄が表現された輪出し。
帯締めは明るい橙色の冠組。

今日のお稽古は茶入れ飾りという飾り物のお点前をさせて頂きました。飾り物は
何度かやっていますので、少し覚えてきたような気がします

私のお点前のときにお客様をして下さった方は今日が始めてのお稽古日で、まだ
お茶の飲み方も良くわからない状態なのに、長いお点前の濃茶で少し大変そう
お付き合い頂きありがとうございました

お菓子は綺麗な赤色に色づいた紅葉を模した可愛い「秋紅葉」で「伊勢屋」製。
お軸は「寒山捨得」の「捨得」だけを力強く描いた、中国で作られた画賛です。
茶花はワレモコウ・糸薄・ホトトギス・紫苑・タデの5種が籠花入れに。


午後は夫と交代して、娘を連れて実家へ行ってきました。実家ではいま、干し柿
作りが最盛期を迎えていました

親戚の家で成る柿が食べきれないということで毎年たくさん頂くのですが、より
美味しく食べる方法として、数年前から行って干し柿作りをしています

やはり重ねるごとに上手になっているようで、今年はと~っても綺麗な干し柿が
出来ています。第一弾が出来上がったので、いくつかもらってきました。明日の
ディナーの懐石料理で、デザートに添えようと思います

夜は少し早めに娘を寝かしつけて、夫とゆっくりディナータイム

今日のお料理のレッスン記事はこちら↓
【イタリア料理教室:基本編・11月】


前菜はパッパ・アル・ポモドーロ。イタリア版おかゆといった感じのお料理で、
硬くなってしまったパンを再利用するためのメニューですが、トマト缶で煮混み
バジルを散らしてチーズをかけますので、お味はしっかりして美味しいです


パスタはボッタルガのスパゲティ。ピリ辛オイルベースのパスタなのでツルっと
食べられます。年に数回しかボッタルガを使わないので、以前ずっと使っていた
ものは夏にボッタルガの冷製パスタを作ったあと捨ててしまっていたのですが、
今回はパウダーを買って冷凍保存することにしました


メインは豚肉のミルク煮。やはり冬になるとコトコトじっくりと煮込んだ煮込み
料理が恋しくなってきますよね。食べたあとの体の温まり方も違う気がします


明日は霜降・霜結んで厳霜白し

2015-10-23 23:48:03 | 季節行事

明日は霜降。朝晩の空気が冷え込んで、霜が降りるころです

初候である10/24~10/28は「霜始めて降る(しもはじめてふる)」。
大地にこの秋初めての霜がおりるころ。お月見と言えば9月の中秋の名月ですが、
旧暦9月13日の十三夜も名月と名高く、昔から愛されてきました。十五夜がその
時期に取れる作物にちなんで芋名月などと呼ばれるのに対し、十三夜は栗名月、
豆名月などと呼ばれるそうです

ちなみに、9月の十五夜だけを眺めて、10月の十三夜を眺めないのは、「片見月」
といって良くないとされていたそうです

次候である10/29~11/2は「霎時施す(しぐれときどきほどこす)」。
時雨が降るようになるころです。時雨は晩秋から初冬にかけて、急に強い雨
ざぁっと降り、まるで何事もなかったかのようにあっという間に晴れる空模様。
夏の夕立とはまた違った通り雨です

末候である11/3~11/7は「楓蔦黄なり(もみじつたきなり)」。
楓や蔦が色づくころ。紅葉(もみじ)と言われてすぐに頭に浮かぶのは色づいた
楓の葉ですが、「もみじ」の語源は草木などが色づいて赤や黄に染まることを、
「紅葉つ(もみつ)」「黄葉つ(もみつ)」と言ったことから来ています

楓のほかにも、桜の葉や柿の葉なども美しい紅色に染まって、山々が美しく粧う
時期になりますね


時代祭

2015-10-22 23:47:45 | 京都花街
秋晴れの素晴らしいお天気に恵まれた今日、京都で「時代祭」が行われました


(画像は報道系サイトからお借りしました)

時代祭は春の「葵祭」夏の「祇園祭」と並ぶ京都三大祭の一つで、毎年決まって
10月22日に行われます。その歴史は他の二つの祭りに比べるとずいぶんと浅く、
1895年から始まりました

1895年の平安神宮創建の際、神宮の管理と保存のための市民組織「平安講社」が
創設され、その記念事業としてこの時代祭が始まりました

祭りの行列は東京遷都以前の8つの時代から成る20の行列で構成されて、明治維新
から始まって、江戸、安土桃山、室町、吉野、鎌倉、藤原、延暦と遡ります



(画像は報道系サイトからお借りしました)

総勢2000名、約2kmにも及ぶ行列は京都府知事、京都市長をはじめ様々な方々が
参加されますが、女人列では紫式部や清少納言、巴御前に扮した花街の芸妓さん
たちも参加されています

動く歴史絵巻ともいえる時代祭、一度見に行ってみたいものですね