私が好きなのは「吉本新喜劇」とは、このブログで何度か紹介していると思うが。
(上沼恵美子さんも大好きだけど!)
とにかく、土曜の昼間は欠かさず見ている。忙しい時は、必ず録画して。
末成由美さんの「ごめんやしておくれやして」のフレーズも大好きだけれど。
最近のお気に入りは、「おじゃましますかぁ?」の安尾信之助さん。
警官の格好で民家を訪ね。とっくに、家に入って来ていながら。
「おじゃましますか?」
か?はいらないですよと言われると。
「最近、変わったことはないです・・・・・。」
そこは、「か?」要るでしょ!と突っこまれ。
今度は、
「私、少し聞きたいことがありますか?」
知らんがなっ
そこは、「か?」いらんでしょ「が」にして下さい。
「あ、点々が要るんですね。そんなら、じよっと、バビデバ■△○×~(濁音だけで会話が続いて)」
と、爆笑のやりとりが続く。
最後には必ず、「これだけは、はっきり言っておきますが。□△○×~」と、決してはっきり言わずにひいていくのだ。
習字の稽古をしながらは、絶対に吉本新喜劇は見れないと思う。
字が笑ってしまうから
それと、辻本茂雄さんと「いちじまだいき」さんのやり取りもハマる。
辻本さんが多分アドリブで、最初はいちじまさんをからかったんだと思うけど。
おかしな声で喋るいちじまさんに、「お前の喉には、何が入ってるんや~」と何度も聞き。
「後で、もう一回聞くぞ。覚えとけよ~」と、プレッシャーをかけていくのが面白い。
もう、毎回なんでこんなに面白い?と言うくらい、それぞれのキャラクターが持ちネタを披露するのが新喜劇だ。
こんな調子で、私の頭の中は新喜劇のノリで埋まってるもんだから。
先日、いつものように「ごっそ~さん。おいしかった」と朝食を終えた夫に。
「今食べた中で、何が美味しかった?言うてみ~」と聞いてみた。
大体が、食には全く興味のない夫。
「・・・・・・・・。」と、言葉に詰まっている。
自分が何を食べたか、彼は何も分かっちゃあいないのだ!テレビを見ながら、機械的に口に食事を運びこむだけだから・・・・。
食事が終わった食器を眺め。自分が何を食べたのか、必死に思い出そうとしていた。
しばらくたって・・・・。
「あ、揚げ出し豆腐・・・・・」と、答えた。
「揚げ出しトーフぅ 作ってへんでぇ~。そんなもん」
辻本茂雄扮する茂蔵のように、にやりと笑った。
「うっ・・・・あれ、なんや。トーフ。揚げ出し豆腐ちゃうんか?」
「あれは、厚揚げを焼いてるねんで~。揚げてないで~」
夫は、「うっ・・・・・」と言ったままスゴスゴと食卓から離れた。
「また、聞くからな~。覚えとけよ~」とは言わなかったが。なかなか、愉快だった。
でも、絹さやの入ったかき玉汁とか、切り干し大根のサラダとか出してんのに。
一番美味しいのは、ただ焼いて、おろし生姜とネギをかけただけの「厚揚げ」とはね~。
まぁ、今日はここらへんで勘弁したるわ~。
「また、聞くからな~」