株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日のモニタリング銘柄(4.25.08)

2008-04-24 20:20:54 | 明日のモニタリング銘柄
いつもの通りに、4月24日(木)の結果をOSCの4層分析で振り返って見ます。

注釈:①から③に件数が移動するに従い、相場環境の改善を示唆しております。④は中立。【 】内の一口定義を参照。

日付の後の( )内の数字はその日の日経平均の前日比。

①OSCが前日同値以下&終値が前日安値と同値以下で終了【悲観
②OSCがコンバージェンス&前日比マイナス引け【希望の芽
③OSCが前日以上&プラス引け【楽観
④いずれにも該当せず【躊躇

1月11日から2月22日までのデータ

2月25日から3月19日までのデータ

3月21日(+222円)①29件 ②3件 ③84件 ④84件
3月24日(-2円)  ①8件  ②35件③101件④55件
3月25日(+265円)①12件 ②14件③116件④58件
3月26日(-39円) ①20件 ②55件③101件④21件
3月27日(-102円)①40件 ②44件③49件 ④69件
3月28日(+216円)①16件 ②23件③117件④46件
3月31日(-295円)①82件 ②23件③32件 ④65件
4月1日 (+131円)①55件 ②7件 ③53件 ④91件
4月2日 (+533円)①13件 ②3件 ③135件④55件
4月3日 (+201円)①25件 ②16件③131件④33件
4月4日 (-97円) ①59件 ②27件③46件 ④71件
4月7日 (+157円)①19件 ②13件③137件④34件
4月8日 (-200円)①69件 ②5件 ③22件 ④107件
4月9日 (-139円)①103件②51件③17件 ④27件
4月10日(-167円)①79件 ②30件③42件 ④50件
4月11日(+378円)①5件  ②8件 ③126件④61件
4月14日(-406円)①77件 ②18件③31件 ④76件
4月15日(+73円) ①24件 ②21件③94件 ④61件
4月16日(+156円)①30件 ②1件 ③68件 ④101件
4月17日(+252円)①24件 ②17件③108件④51件
4月18日(+78円) ①22件 ②45件③103件④30件
4月21日(+220円)①27件 ②9件 ③97件 ④70件
4月22日(-149円)①74件 ②6件 ③39件 ④85件
4月23日(+31円) ①19件 ②26件③95件 ④64件
4月24日(-38円) ①44件 ②17件③52件 ④86件

①の「悲観」が増え、②の「希望の芽」はまだ少なく、③の「楽観」が減って、④の「躊躇」が最も多くなっているのは、今日の後場の雰囲気を端的に現しておりますね。

さて、明日のモニタリング銘柄です。

1.6849日本光電工業
 医用電子機器メーカー。駅など公共施設で最近見られるAEDなどの機器も作っております。今日は昨日の安値の2030円をやっと脱出し+10円終了でした。これでもまだOSCは-2%の40%ですが、この株としては3月6日以来の低さです。昨年の11月の中間決算では営業利益を35億円から48.6億円に増額しております。その翌日は235円の爆上げを演じております。その後2700円あたりを付けるも、3月11日には1880円という「屈辱的」な値段まで貶められ、今やっと2000円をキープ。ここまで我慢強く底値を固めているとは、さすが医用機器メーカー。念には念を入れるということが、(株主の)命を守ることに繋がることをよく理解しているようです。

2.6315TOWA
 こちらもよく調整しました。今日は825円が安値でした。3月17日には755円まで付けておりますので、まだ油断できません。明日はじっくりと825円割れがないことを確認しての参戦です。

3.8086ニプロ
 今日は医療関係株によく当たります。こちらは素直にOSCを41%→44%へと伸ばしての+7円終了を評価してのモニタリング銘柄へのノミネーションです。明日は1726円を意識。すんなりと上値を追うようだと1775円あたりまでの上昇もありか。

4.4563アンジェスMG
 3月28日、31日と連チャンでストップ高を付けたのは、果たして幻だったのだろうか?いや、これがバイオ株の宿命です。何かニュースが出れば突拍子もなく上がり、そのうちだらだらと下落。そして次のニュースを待つ人々の打診買いがボチボチと入る。しかし、ニュースがないので投げ始める。こういったバイオサイクルで株価が動きます。

そろそろ、筆者みたいな一発屋が買いを入れる水準にまで落ちてきました。OSCも+3%の50%へとコンバージェンス。指数値は4月11日に並びました。明日は、できるだけ押し目を待ちます。384Kという今日の安値が割られるぐらいがちょうど良し。

5.9022東海旅客鉄道
 OSCを-6%の36%にまで落としております。指数値は3月17日以来の低さです。一体どうしたことか?今日は東日本旅客鉄道も少し落ちております。まあ、内需系の株の調子が今日は良くなかったようです。そういえば、9501東京電力もRSIを25%、OSCは8%落としての45%にまで調整しておりました。
この株、明日は990Kラインを底にして切り返しがなるかどうかが焦点。

以上です。

それなりに実直な株が今日は出揃いました。昨日は、エネサーブなどという、いわば「ヤクザ株」を筆頭に持ってきたがために、本命であった大証の値上がりの胎動を見過ごしてしまいました。オランダの飾り窓の下着姿の女性をうっとりと見ているうちに、足元に落ちていた「金貨」を見過ごしてしまったような気分です。

こうしたご時世では、やはり、堅気の実直系の株を揃えるに限ります。

それにしては、アンジェスMGなどというベンチャーが入っているのは、些か腑に落ちないという方々、アンジェスとはフランス語の天使(ange)に由来することをお忘れなく。つまり、尊い人の命を助ける天使の株なのです。同じ守り神でも、そんじょそこらの神社のお狐さんとは格が違います。

やれやれ、これでうまく辻褄が合った。。。

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市場概況(4.24.08)

2008-04-24 15:32:51 | 市場概況
4月24日(木)の市場概況です。赤字部は25日朝追加

テクニカル用語の簡単解説

・日経先物:OSC60%(+4%)4月22日の62%をピークに下落中。
・日経平均:OSC58%(-3%)4月21日の64%をピークに下落中。
・TOPIX:OSC58%(-4%)4月21日の68%をピークに下落中。
・マザーズ指数:OSC51%(+2%)4月18日の59%をピークに下落中。
・ヘラクレス指数:OSC52%(同値)4月21日の55%をピークに下落中。
・国債先物:前日比85銭安 OSC28%(-5%)安値更新
・日経先物イーブニングセッション:13520円(大証終値比-60円)
・NYダウ:12849ドル(+86ドル)OSC63%(-2%)4月22,23日の65%をピークに頭打ち気配。更新
・シカゴCME日経先物:13720円(大証夕場比+200円)更新
・ドル・円:104.22円(80銭円安)OSC63%(同値)4月18日の67%をピークに下降中。更新

今日の後場は、どちらかと言うと引け際にかけて下落基調が強まりました。それまで強気で上げていた銘柄は、結局VWAPを割り込むか、その近辺までの調整を余儀なくされております。

新興市場は、珍しく値幅が小さい日々が続いております。従って、日替わり定食のようにその日の主役が入れ替わっております。これはこれで、この傾向が続くならやりやすいのですが、市場はそうは簡単ではありません。

今日の後場の流れからすると、明日は週末要因もあり、チョイと売り方に分があるように見受けられました。

後場に持ち越した2389オプトも途中での薄利売りで、ホールドなしのままです。残念なのは、モニタリング銘柄の一角、8697大証が、前場の10時頃まで音無だったため、監視を外してしまったことです。これまでも音無だからと思って外してしまって、大魚を逃したことが良くあります。これは今後は戒めなければ。

もちろん、今日も安値を割り込んだ2440ぐるなびのようなケースは、監視を外して正解です。この株、今日も厄日というわけで、いくらお供え用にグルメパックを持っていったところで、あの野村大明神のようなところにお参りをする人はいない筈です。にもかかわらず、そうした閑散とした神社にわざわざ出かけて、お賽銭のおこぼれに与ろうたって、そうは問屋が卸しません。せいぜい留守番のお狐さんのたたりに会うのが関の山かと。

さあ、これから強風での雨の中、隣の犬の散歩です。

夜にまた気分を改めて、明日のモニタリング銘柄を懲りずに検討してアップします。

-------4月25日朝のコメント-------

NYダウはまたしても上げましたが、金融情勢が落ち着いていることと、景気は一気に冷え込むのではなく、穏やかな下落に留まるだろうとのS&Pの観測もあり、原油や金が下落に転じて、ドル高に反転していることが要因だろうと思います。

但し、OSCは2%下げております。これは13000ドルを目前にして失速に転じ、引けにかけてだらだらと下げたのが影響しております。

通貨は、これまでOSCを70%台へと乗せていた、ユーロ、オーストラリアドル、ニュージーランドドルが下落し、比較的穏便な上げに終わっていたイギリスポンド、カナダドルが米ドルとともに買われております。

しかし、ドル・円もOSCは停滞。104.5円近辺は前回の高値水準(筆者の因縁のストップロスオーダー)であり、アジア系企業や日本の輸出企業の円売りなどもあり高値が抑えられたのでしょう。

NYダウのOSCは指数値ではちょうど昨年12月24日の水準です。それ以前は10月9日の更に500ポイントほど高い水準がありますが、これは昨年を通じても最高値ですので、今回はそこまでは戻さないだろうと見ております。

そうなると、どこまで戻すかですが、次のターゲットは13000ドル台回復となりますが、果たして最後の精力を振り絞って登頂に成功するのかどうか。仮に山頂の標識にタッチできたとしても、そこまでではないでしょうか。AEDのお世話にならなければ良いが。

しかし、相場というものはいつもオーバーシュートするものですね。
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この粘り腰は?

2008-04-24 11:21:25 | 株に出会う
あまりコメントすることはありません。

何しろ、昨日のNYダウの下落を読み違えている謹慎中の身です。これは、野村大明神の前に鎮座するお狐さんの狼狽ぶりにも匹敵します。お供え物が、予想に反して、何と米ドルで40ドルほども出されたのです。こんなの食べる訳にもいきません。

ところで市場は、あのモノライン会社の予想を大幅に上回る赤字決算でも、驚かなくなっているのです。

こういうのは、「ウィルス耐性」を獲得したと言います。あのサブプライムウィルスへの耐性ですね。

しかし、ワクチンの開発はまだです。もしこれに成功した企業があれば巨万の富を築くことでしょう。SWFという現代の成金すら、あまりこれ以上踏み込むのを躊躇しております。主な金融機関は決算の発表と抱き合わせての必死の資本増強です。これが当面功を奏しているのかと思います。

ワクチンの開発は目途が立っておりません。納税者の怒りという、政治家にとってはもっとも恐ろしい「副作用」に対して、我が身を奮い立たせる勇猛な政治家がアメリカにもいないためです。この際、ゴア氏でも担ぎ出して、「不都合な真実-金融版」でも書いてもらう以外には手はありません。原稿料がいくらになるのか想像もつきません。あのクリントン氏(夫の方)は、1回の講演で2000万円とか。

従って、今の段階ではしかたなく、資本が毀損して瀕死状態の金融機関に、官民一体となってヤクを注入している最中です。このヤクの効果がどこまで持つのか、それが判明するには後1四半期は見なければなりません。

一時はベアスターンズという熊の化身の証券会社が「生け贄」として差し出されるところまで事態は進展しました。これも功を奏したようです。あまりに図体が大きく、あのお狐さんの口にはどうにも入らなかったためです。

ところで、無駄話はさておいて、市場の状況だけ確認しておきます。

・日経先物:OSC62%(+6%)蘇生中
・日経平均:OSC63%(+2%)粘り腰発揮中
・TOPIX:OSC63%(+1%)同上
・マザーズ指数:OSC52%(+3%)自力蘇生中
・ヘラクレス指数:OSC55%(+3%)空中浮遊中
・国債先物:OSC29%(-4%)瀕死の状態、ICU行きか?

前場は7774JTECの騙しに合い-1Kで撤退。他の銘柄のプラスでチャラ。先日のモニタリング銘柄を1つホールド中。
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