いよいよ、ラリー・ウィリアムズの言う日経変化日を明日は迎えることになりました。
既に、変化日は経過しているかのようにも見えますが、今日も引き続きOSCの4層分析で今日の相場を振り返って見ます。
注釈:①から③に件数が移動するに従い、相場環境の改善を示唆しております。④は中立。【 】内の一口定義を参照。
日付の後の( )内の数字はその日の日経平均の前日比。
①OSCが前日同値以下&終値が前日安値と同値以下で終了【悲観】
②OSCがコンバージェンス&前日比マイナス引け【希望の芽】
③OSCが前日以上&プラス引け【楽観】
④いずれにも該当せず【躊躇】
1月11日から2月22日までのデータ
2月25日から3月19日までのデータ
3月21日(+222円)①29件 ②3件 ③84件 ④84件
3月24日(-2円) ①8件 ②35件③101件④55件
3月25日(+265円)①12件 ②14件③116件④58件
3月26日(-39円) ①20件 ②55件③101件④21件
3月27日(-102円)①40件 ②44件③49件 ④69件
3月28日(+216円)①16件 ②23件③117件④46件
3月31日(-295円)①82件 ②23件③32件 ④65件
4月1日 (+131円)①55件 ②7件 ③53件 ④91件
4月2日 (+533円)①13件 ②3件 ③135件④55件
4月3日 (+201円)①25件 ②16件③131件④33件
4月4日 (-97円) ①59件 ②27件③46件 ④71件
4月7日 (+157円)①19件 ②13件③137件④34件
4月8日 (-200円)①69件 ②5件 ③22件 ④107件
4月9日 (-139円)①103件②51件③17件 ④27件
4月10日(-167円)①79件 ②30件③42件 ④50件
①の「悲観」と②の「希望の芽」が減って、③の「楽観」と④の「躊躇」が増えております。
文字通りに解釈すると、いわば精神分裂症のような様相を呈していると言えます。このパターンは過去9回あり、翌日は2勝6敗です。
中途半端な位置取りですので、翌日の地合の影響をもろに受けることになります。但し、②の「希望の芽」がまだ30件と多めですので、明日は今日と同じく、地合に押されても一定程度の反発を演じるのかも知れません。その後は、結局今日と同じで地合そのものに押されてしまうようです。
さて、個別株を見ると結構にOSC面では押されている銘柄が目に付いております。ここ2-3日の間に底打ち気配となる銘柄を中心にスクリーニングしてみました。あくまでOSC面で底値に近づいている銘柄の場合は、翌日または翌々日に安値を付け、そこからの反転が基本パターンですので、明日は必ずしも買い時という訳ではありませんので、ご注意下さい。そこで、明日のモニタリング銘柄です。
1.1972三晃金属
いきなりの仕手株です。OSCを39%にまで4%落としているだけではなく、指数値がこの株の記録を取りだして以来の最低値をマークしております。株価そのものを見ると、200円前後までまだ押される気配です。明日、そのあたりまで押されるなら拾っておく手です。特に相場が退屈で膠着した場合は、その前に仕手筋の買いが入る可能性もあります。
2.5479日本金属工業
これも相変わらずの押されすぎ。ステンレス市況の影響かと思います。過大な期待は禁物ですが、276円あたりまで落ちたら、さすがに反発に転じるのではないでしょうか。OSCは-7%の34%です。これは1月22日の29%以来の低水準。
3.4340シンプレクス・テクノロジー
この株は、うっかりすると忘れ去られる運命にある株です。業績は安定しており落ちすぎたところからは買いも入るのですが、その後売り攻勢に晒されます。OSCが36%まで落ち、指数値も1月23日以来の低さとなれば、そろそろ反転してもおかしくはありません。
4.6728アルバック
太陽電池銘柄ですが、6255エヌ・ピー・シー同様に売り攻勢に晒されております。この株は、実は3650円が転換価格の下限となる特異株です。昨年一度3530円まで付けましたが、その後は反転しております。OSCは前日比-12%の38%にまで落とされております。そろそろ、玉の仕込みは終わったものと思われます。一応3600円あたりまでの下落も想定しながら、そこからの反転攻勢に乗る手です。明日以降の注目株。
5.6255エヌ・ピー・シー
そのNPCですが、取り上げた理由はダイバージェンスが進んでいるためです。それは、この株のOSCが4月1日に33%を付けておりますが、その日の終値5670円に対して、今日のOSCは37%で終値が4900円となっている、そのギャップの強さを意味しております。弓矢の弦が強く後ろに引っ張られており、パチンと弾ける一歩手前まで来ている訳です。もしOSCが33%を明日下回れば、これはいわゆる底抜けとなります。そういった危うさを持っているものの、RSIも22%にまで落としており、昨年の11月27日の19%以来の低い水準です。
6.4849エンジャパン
いい形で終わっているのがこの株。VR改という指標が29%です。昨日は19%まで落ちておりました。30%を抜く時が買いと言われております。OSCは39%→41%へと伸ばしての+4K終了は立派。RSIの29%も低水準。この株も地合にはあまり影響を受けないところがあります。と言う訳で、久方ぶりに明日は注目です。
以上です。
今日は1つ多い6銘柄となりましたが、日経平均がなかなか急落しない「高値圏」であるにも拘わらず、個別では結構押されている銘柄がありました。20銘柄ほどは魅力的なポジションにあります。そこからの6銘柄への厳選です。
現在、為替は100.21円となっており、明日はひょっとすると100円割れかも知れません。大証の先物のイーブニング・セッションも80円落としております。そうなると、一斉に悲観論台頭となります。日経が転機を迎える日とは、そういう意味かも知れません。
既に、変化日は経過しているかのようにも見えますが、今日も引き続きOSCの4層分析で今日の相場を振り返って見ます。
注釈:①から③に件数が移動するに従い、相場環境の改善を示唆しております。④は中立。【 】内の一口定義を参照。
日付の後の( )内の数字はその日の日経平均の前日比。
①OSCが前日同値以下&終値が前日安値と同値以下で終了【悲観】
②OSCがコンバージェンス&前日比マイナス引け【希望の芽】
③OSCが前日以上&プラス引け【楽観】
④いずれにも該当せず【躊躇】
1月11日から2月22日までのデータ
2月25日から3月19日までのデータ
3月21日(+222円)①29件 ②3件 ③84件 ④84件
3月24日(-2円) ①8件 ②35件③101件④55件
3月25日(+265円)①12件 ②14件③116件④58件
3月26日(-39円) ①20件 ②55件③101件④21件
3月27日(-102円)①40件 ②44件③49件 ④69件
3月28日(+216円)①16件 ②23件③117件④46件
3月31日(-295円)①82件 ②23件③32件 ④65件
4月1日 (+131円)①55件 ②7件 ③53件 ④91件
4月2日 (+533円)①13件 ②3件 ③135件④55件
4月3日 (+201円)①25件 ②16件③131件④33件
4月4日 (-97円) ①59件 ②27件③46件 ④71件
4月7日 (+157円)①19件 ②13件③137件④34件
4月8日 (-200円)①69件 ②5件 ③22件 ④107件
4月9日 (-139円)①103件②51件③17件 ④27件
4月10日(-167円)①79件 ②30件③42件 ④50件
①の「悲観」と②の「希望の芽」が減って、③の「楽観」と④の「躊躇」が増えております。
文字通りに解釈すると、いわば精神分裂症のような様相を呈していると言えます。このパターンは過去9回あり、翌日は2勝6敗です。
中途半端な位置取りですので、翌日の地合の影響をもろに受けることになります。但し、②の「希望の芽」がまだ30件と多めですので、明日は今日と同じく、地合に押されても一定程度の反発を演じるのかも知れません。その後は、結局今日と同じで地合そのものに押されてしまうようです。
さて、個別株を見ると結構にOSC面では押されている銘柄が目に付いております。ここ2-3日の間に底打ち気配となる銘柄を中心にスクリーニングしてみました。あくまでOSC面で底値に近づいている銘柄の場合は、翌日または翌々日に安値を付け、そこからの反転が基本パターンですので、明日は必ずしも買い時という訳ではありませんので、ご注意下さい。そこで、明日のモニタリング銘柄です。
1.1972三晃金属
いきなりの仕手株です。OSCを39%にまで4%落としているだけではなく、指数値がこの株の記録を取りだして以来の最低値をマークしております。株価そのものを見ると、200円前後までまだ押される気配です。明日、そのあたりまで押されるなら拾っておく手です。特に相場が退屈で膠着した場合は、その前に仕手筋の買いが入る可能性もあります。
2.5479日本金属工業
これも相変わらずの押されすぎ。ステンレス市況の影響かと思います。過大な期待は禁物ですが、276円あたりまで落ちたら、さすがに反発に転じるのではないでしょうか。OSCは-7%の34%です。これは1月22日の29%以来の低水準。
3.4340シンプレクス・テクノロジー
この株は、うっかりすると忘れ去られる運命にある株です。業績は安定しており落ちすぎたところからは買いも入るのですが、その後売り攻勢に晒されます。OSCが36%まで落ち、指数値も1月23日以来の低さとなれば、そろそろ反転してもおかしくはありません。
4.6728アルバック
太陽電池銘柄ですが、6255エヌ・ピー・シー同様に売り攻勢に晒されております。この株は、実は3650円が転換価格の下限となる特異株です。昨年一度3530円まで付けましたが、その後は反転しております。OSCは前日比-12%の38%にまで落とされております。そろそろ、玉の仕込みは終わったものと思われます。一応3600円あたりまでの下落も想定しながら、そこからの反転攻勢に乗る手です。明日以降の注目株。
5.6255エヌ・ピー・シー
そのNPCですが、取り上げた理由はダイバージェンスが進んでいるためです。それは、この株のOSCが4月1日に33%を付けておりますが、その日の終値5670円に対して、今日のOSCは37%で終値が4900円となっている、そのギャップの強さを意味しております。弓矢の弦が強く後ろに引っ張られており、パチンと弾ける一歩手前まで来ている訳です。もしOSCが33%を明日下回れば、これはいわゆる底抜けとなります。そういった危うさを持っているものの、RSIも22%にまで落としており、昨年の11月27日の19%以来の低い水準です。
6.4849エンジャパン
いい形で終わっているのがこの株。VR改という指標が29%です。昨日は19%まで落ちておりました。30%を抜く時が買いと言われております。OSCは39%→41%へと伸ばしての+4K終了は立派。RSIの29%も低水準。この株も地合にはあまり影響を受けないところがあります。と言う訳で、久方ぶりに明日は注目です。
以上です。
今日は1つ多い6銘柄となりましたが、日経平均がなかなか急落しない「高値圏」であるにも拘わらず、個別では結構押されている銘柄がありました。20銘柄ほどは魅力的なポジションにあります。そこからの6銘柄への厳選です。
現在、為替は100.21円となっており、明日はひょっとすると100円割れかも知れません。大証の先物のイーブニング・セッションも80円落としております。そうなると、一斉に悲観論台頭となります。日経が転機を迎える日とは、そういう意味かも知れません。