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独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

市場概況(4.18.08)

2008-04-18 15:43:12 | 市場概況
4月18日(金)の市場概況です。赤字部は19日朝更新

テクニカル用語の簡単解説

・日経先物:OSC57%(+3%)4月7日の65%を目指して上昇中。
・日経平均:OSC59%(+5%)4月7日の70%を目指して上昇中。
・TOPIX:OSC63%(+7%)4月7日の70%を目指して上昇中。
・マザーズ指数:OSC59%(+12%)4月16日の40%をボトムに切り返し中。
・ヘラクレス指数:OSC55%(+8%)4月16日の46%をボトムに切り返し中。
・国債先物:前日比29銭安 OSC34%(-2%)月10日の46%をピークに下降中。
・日経先物イーブニングセッション:13540円(大証終値比+60円)
・NYダウ:12849ドル(+229ドル)OSC60%(+6%)4月14日をボトムに上昇中。更新
・シカゴCME日経先物:13770円(大証夕場比+230円)
・ドル・円:103.69円(1円15銭円安)OSC67%(+3%)3月28日の49%をボトムに上昇中。更新

今日の後場は、12時45分に先物が底を付け、引けにかけては13500円を奪還。各個別銘柄は、週末にも拘わらずじり高の傾向を辿りました。

国債先物は、このところヘッジファンドが資金を引き揚げているとのことから、今日も一旦10時半頃に高値の139.06円をマークしましたが、後場にかけては、日経先物の下落が止まった12時45分を境にして、138.9円に2度タッチしながらも、そこが抜けないと見るや、引けにかけて最安値を更新。OSCも34%となり、3月31日と4月3日に並んでおります。2月4日に30%をマークしておりますので、来週はもう一段の下げ(金利上昇)を演じるのかも知れません。その段階での価格は137円前半かと。

こうした傾向は後になってチャートを見れば、解説が容易な訳です。場中はもっと近視眼的に日経先物と国債先物の分足やらMACDやらを見ておりましたので、1時前に買った3715ドワンゴを持ちきれず、薄利撤退をまたまた演じてしまいました。

こうした地合にあまり影響されない株もあり、そちらの値動きが鈍いと、ドワンゴのわずかな上下まで気になってきます。これはデイトレを行っている時に陥る、最も克服すべき心理的呪縛とも言えます。

ところで、今日はシティの決算発表ですが、このところメリルもJPモルガンも、市場予想からはあまり乖離しない決算を叩きだし、それがアメリカの株式市場の上昇を支えております。それに一部のハイテクやネット関連銘柄の、ドル換算でのグローバル収益拡大による上方修正も後押ししております。

しかし、この金融機関の決算は、バロンズによれば、長期債務の評価減で生じた利益を計上しており、その質は高くないとして注意を呼びかけております。

つまり、合法的に幻の利益を計上している訳ですが、そのような小手先の評価益を叩きだしても、すべての長期債務が結局は額面価格で満期を迎えるため、いずれ消滅する利益だそうです。

多分、シティもこの手法を駆使していることでしょう。

それが、このところの世界の株式市場の「堅調」な動きを裏で支えている理由の1つかと思われます。

時価会計の見直し論といい、こうした手法があからさまに出てくると、その後の反動が更にきつくなるのは目に見えております。

再三言っておりますが、金融機関の損失は、住宅価格の下落が止まらない限り、次から次へと積み上がっていきます。後、15%の下落は皆さん想定しているようです。にもかかわらず、サブプライム問題はもう9合目を迎えた云々のプロパガンダが、一体全体どこから出てくるのか?

このアメリカの住宅市場以上の問題を抱えているのがスペインやアイルランド、イギリスなどです。この欧州の住宅バブルの崩壊に伴う、第二の危機がそのうち追い打ちをかけるはずです。

-------4月19日の朝のコメント-------

一旦書きましたが、長くなりすぎましたので、別稿にてアップしました。そちらをご覧下さい。
コメント (2)
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シティの陰に怯えているのだろうか?

2008-04-18 11:20:05 | 株に出会う
NYダウがほぼ横這いで、為替はそれなりに安定。にも拘わらず、日経はこのところ上げてきた疲れからか、13500円を突破できないままに前場は終了しております。

下げと言っても軽微であり、各市場ともにOSCを同値または上げておりますので、後場は一旦は上げる局面が見られそうです。

前場のところは、国債先物はたったの3銭高ですが、OSCを+1%の37%にして少し債券優位の情勢です。

海運とその他製造の代表格、7974任天堂あたりと、鉄鋼もまずまずの調子のようです。

新興市場はもう一段の調整がないと資金が集まってこないようです。

前場は4996クミアイ化学には、指せども指せども上に持って行かれ、仕手株の凄さを実感。今後の教訓にします。IPOの乱打戦のような無秩序な値動きではありません。

言ってみれば、鍛え抜いた野武士の集団が、欲に溺れて遊びまくり筋力も精神力も衰えきったお公家集団を、一気に襲って収奪するがごとき、上値追いへのなだれ込み方でした。

ひ弱な丸腰の町人としては、そこまでえげつなく買い上がるということを、久しく忘れておりました。はい。。

ましてや、この世知辛い相場です。そこまで本能丸出しの野武士集団(多分、女忍者も多数いたことでしょう。最初はおしとやかな始まりでしたから。)が存在するとは思いも寄りませんでした。

と言ってしまえば、何気なく格好をつけているかのように響きますが、要するに決断力のなさがここでも仇となった訳です。

まあ、こうした経験を重ねながら、またの機会を待つこととします。

週末でもあり、シティの決算も芳しくないとの噂もあるようだし、昨日の17日は何事も起こらなかったことを良しとするにしても、この週末の鬱陶しい雨模様のさなかに、あまり後場は買い上がりがあるとも思えません。それでも1回ぐらいは、その筋の方々も見せ場を提供することでしょう。そこをうまく捉えたいものです。
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