4月18日(金)の市場概況です。赤字部は19日朝更新
テクニカル用語の簡単解説
・日経先物:OSC57%(+3%)4月7日の65%を目指して上昇中。
・日経平均:OSC59%(+5%)4月7日の70%を目指して上昇中。
・TOPIX:OSC63%(+7%)4月7日の70%を目指して上昇中。
・マザーズ指数:OSC59%(+12%)4月16日の40%をボトムに切り返し中。
・ヘラクレス指数:OSC55%(+8%)4月16日の46%をボトムに切り返し中。
・国債先物:前日比29銭安 OSC34%(-2%)月10日の46%をピークに下降中。
・日経先物イーブニングセッション:13540円(大証終値比+60円)
・NYダウ:12849ドル(+229ドル)OSC60%(+6%)4月14日をボトムに上昇中。更新
・シカゴCME日経先物:13770円(大証夕場比+230円)
・ドル・円:103.69円(1円15銭円安)OSC67%(+3%)3月28日の49%をボトムに上昇中。更新
今日の後場は、12時45分に先物が底を付け、引けにかけては13500円を奪還。各個別銘柄は、週末にも拘わらずじり高の傾向を辿りました。
国債先物は、このところヘッジファンドが資金を引き揚げているとのことから、今日も一旦10時半頃に高値の139.06円をマークしましたが、後場にかけては、日経先物の下落が止まった12時45分を境にして、138.9円に2度タッチしながらも、そこが抜けないと見るや、引けにかけて最安値を更新。OSCも34%となり、3月31日と4月3日に並んでおります。2月4日に30%をマークしておりますので、来週はもう一段の下げ(金利上昇)を演じるのかも知れません。その段階での価格は137円前半かと。
こうした傾向は後になってチャートを見れば、解説が容易な訳です。場中はもっと近視眼的に日経先物と国債先物の分足やらMACDやらを見ておりましたので、1時前に買った3715ドワンゴを持ちきれず、薄利撤退をまたまた演じてしまいました。
こうした地合にあまり影響されない株もあり、そちらの値動きが鈍いと、ドワンゴのわずかな上下まで気になってきます。これはデイトレを行っている時に陥る、最も克服すべき心理的呪縛とも言えます。
ところで、今日はシティの決算発表ですが、このところメリルもJPモルガンも、市場予想からはあまり乖離しない決算を叩きだし、それがアメリカの株式市場の上昇を支えております。それに一部のハイテクやネット関連銘柄の、ドル換算でのグローバル収益拡大による上方修正も後押ししております。
しかし、この金融機関の決算は、バロンズによれば、長期債務の評価減で生じた利益を計上しており、その質は高くないとして注意を呼びかけております。
つまり、合法的に幻の利益を計上している訳ですが、そのような小手先の評価益を叩きだしても、すべての長期債務が結局は額面価格で満期を迎えるため、いずれ消滅する利益だそうです。
多分、シティもこの手法を駆使していることでしょう。
それが、このところの世界の株式市場の「堅調」な動きを裏で支えている理由の1つかと思われます。
時価会計の見直し論といい、こうした手法があからさまに出てくると、その後の反動が更にきつくなるのは目に見えております。
再三言っておりますが、金融機関の損失は、住宅価格の下落が止まらない限り、次から次へと積み上がっていきます。後、15%の下落は皆さん想定しているようです。にもかかわらず、サブプライム問題はもう9合目を迎えた云々のプロパガンダが、一体全体どこから出てくるのか?
このアメリカの住宅市場以上の問題を抱えているのがスペインやアイルランド、イギリスなどです。この欧州の住宅バブルの崩壊に伴う、第二の危機がそのうち追い打ちをかけるはずです。
-------4月19日の朝のコメント-------
一旦書きましたが、長くなりすぎましたので、別稿にてアップしました。そちらをご覧下さい。
テクニカル用語の簡単解説
・日経先物:OSC57%(+3%)4月7日の65%を目指して上昇中。
・日経平均:OSC59%(+5%)4月7日の70%を目指して上昇中。
・TOPIX:OSC63%(+7%)4月7日の70%を目指して上昇中。
・マザーズ指数:OSC59%(+12%)4月16日の40%をボトムに切り返し中。
・ヘラクレス指数:OSC55%(+8%)4月16日の46%をボトムに切り返し中。
・国債先物:前日比29銭安 OSC34%(-2%)月10日の46%をピークに下降中。
・日経先物イーブニングセッション:13540円(大証終値比+60円)
・NYダウ:12849ドル(+229ドル)OSC60%(+6%)4月14日をボトムに上昇中。更新
・シカゴCME日経先物:13770円(大証夕場比+230円)
・ドル・円:103.69円(1円15銭円安)OSC67%(+3%)3月28日の49%をボトムに上昇中。更新
今日の後場は、12時45分に先物が底を付け、引けにかけては13500円を奪還。各個別銘柄は、週末にも拘わらずじり高の傾向を辿りました。
国債先物は、このところヘッジファンドが資金を引き揚げているとのことから、今日も一旦10時半頃に高値の139.06円をマークしましたが、後場にかけては、日経先物の下落が止まった12時45分を境にして、138.9円に2度タッチしながらも、そこが抜けないと見るや、引けにかけて最安値を更新。OSCも34%となり、3月31日と4月3日に並んでおります。2月4日に30%をマークしておりますので、来週はもう一段の下げ(金利上昇)を演じるのかも知れません。その段階での価格は137円前半かと。
こうした傾向は後になってチャートを見れば、解説が容易な訳です。場中はもっと近視眼的に日経先物と国債先物の分足やらMACDやらを見ておりましたので、1時前に買った3715ドワンゴを持ちきれず、薄利撤退をまたまた演じてしまいました。
こうした地合にあまり影響されない株もあり、そちらの値動きが鈍いと、ドワンゴのわずかな上下まで気になってきます。これはデイトレを行っている時に陥る、最も克服すべき心理的呪縛とも言えます。
ところで、今日はシティの決算発表ですが、このところメリルもJPモルガンも、市場予想からはあまり乖離しない決算を叩きだし、それがアメリカの株式市場の上昇を支えております。それに一部のハイテクやネット関連銘柄の、ドル換算でのグローバル収益拡大による上方修正も後押ししております。
しかし、この金融機関の決算は、バロンズによれば、長期債務の評価減で生じた利益を計上しており、その質は高くないとして注意を呼びかけております。
つまり、合法的に幻の利益を計上している訳ですが、そのような小手先の評価益を叩きだしても、すべての長期債務が結局は額面価格で満期を迎えるため、いずれ消滅する利益だそうです。
多分、シティもこの手法を駆使していることでしょう。
それが、このところの世界の株式市場の「堅調」な動きを裏で支えている理由の1つかと思われます。
時価会計の見直し論といい、こうした手法があからさまに出てくると、その後の反動が更にきつくなるのは目に見えております。
再三言っておりますが、金融機関の損失は、住宅価格の下落が止まらない限り、次から次へと積み上がっていきます。後、15%の下落は皆さん想定しているようです。にもかかわらず、サブプライム問題はもう9合目を迎えた云々のプロパガンダが、一体全体どこから出てくるのか?
このアメリカの住宅市場以上の問題を抱えているのがスペインやアイルランド、イギリスなどです。この欧州の住宅バブルの崩壊に伴う、第二の危機がそのうち追い打ちをかけるはずです。
-------4月19日の朝のコメント-------
一旦書きましたが、長くなりすぎましたので、別稿にてアップしました。そちらをご覧下さい。